
“導電性炭素材料”のうまい使い方【Live配信対応】
導電性炭素材料を使いこなすための知識・ノウハウを7時間で速習
これら素材をうまく使うための高導電化技術や最適分散手法などの
応用や導電性炭素材料に関する技術的内容を分かりやすく解説
【live配信】の受講者募集を開始しました。(更新:6/9 14:00)
このセミナーは【会場での受講】の他に、【Live配信】でのご受講が可能です。
テキストは事前に郵送致します。
導電性カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラフェン
~高導電化・高分散化技術、最新の技術・市場トレンド~
セミナー趣旨
本講では、まず、導電性炭素材料の種類や特徴といった基礎を学びます。更に、これらの素材を“うまく”使うための高導電化技術や最適分散手法などの応用について学習します。導電性炭素材料に関する技術的内容を分かりやすく、かつ詳細に解説します。
受講対象・レベル
初心者からベテランまで導電性炭素材料に興味のある方ならどなたでも!
導電性樹脂複合材料や導電性塗料、ニューパワーソース(Liイオン二次電池、燃料電池、キャパシタ)、カーボンブラック、グラフェン、カーボンナノチューブ等の導電性炭素材料の開発・製造技術者、企画・市場開発・販売担当者等など
習得できる知識
本セミナーでは、各種導電性炭素材料の位置づけ(優位点・劣位点)、カーボンブラック、カーボンナノチューブ、グラフェン等の種類や特徴等の基礎的な事項が習得できます。
さらに、分散性、導電性を向上させる種々の手法や各種導電性炭素材料を上手く扱うためのノウハウが学べます。応用編としてLiイオン二次電池、燃料電池、キャパシタなどのニューパワーソース、導電性樹脂複合材料や導電性塗料など用途に応じた高機能化技術や昨今の市場トレンドに関する幅広い知見が得られます。
セミナープログラム
・企業主体から個人能力への変換
・政府による副業の推進
・個人の能力とは?
第1部 導電性炭素材料入門
0.はじめに
0.1 導電性炭素材料とは?
0.2 導電性炭素材料の種類
1.ナノカーボンの種類、製法、構造、特徴
1.1 カーボンナノチューブの製法:気相成長法、カーボンアーク法
1.2 カーボンナノチューブの種類:単層、多層
1.3 VGCF(気相成長法炭素繊維)
1.4 グラフェンの製法:ハマーズ法、黒鉛剥離法
1.5 グラフェンの種類:単層、多層
1.6 ナノカーボン市場
2.導電性カーボンブラック
2.1 導電性カーボンブラックの製法:オイルファーネス法、アセチレンガス分解法
2.2 カーボンブラックの市場規模
2.3 構造、物理化学的性質
2.4 一次粒子、アグリゲート、アグロメレート、表面官能基、結晶性
2.5 DBP吸収量、凝集体径
2.6 導電性発現機構
2.7 ケッチェンブラック、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック、カラー用カーボンブラック
2.8 その他の導電性炭素材料:グラファイト、炭素繊維
2.9 各種導電性炭素材料の形状
3.ターゲット市場の成長性
3.1 導電性フィラーの位置づけ(導電性マップ)
3.2 エレクトロニクス、樹脂複合製品分野
3.3 パワーソース分野:一次電池、リチウムイオン電池、燃料電池、キャパシタ
第2部 導電性炭素材料のうまい使い方
4.高導電化技術
4.1 導電性測定方法・分散状態(凝集塊量)と導電性
4.2 樹脂の影響(単一樹脂系、二成分樹脂系)
4.3 充填材の影響 ・成形条件の影響
4.4 導電性精密コントロール技術(高抵抗値安定化技術)
4.5 高導電化技術 ・帯電圧半減期低減技術
5.最適分散化技術
5.1 分散状態測定方法(水・溶剤中分散状態、樹脂中分散状態)
5.2 水系塗料における界面活性剤の選定方法
5.3 分散方法事例(典型的な分散方法、電池用NMPペースト)
5.4 カーボンの分散状態とリチウムイオン電池性能の関係
6.導電性炭素材料の高性能化(炭素材料改質技術)
6.1 表面官能基付与 ・結晶性の増大
□ 質疑応答 □
セミナー講師
機能性カーボンフィラー研究会 副会長 技術士(化学部門) 前野 聖二 氏
略歴
<最終学歴>
成蹊大学大学院 工学研究科 工業化学専攻 博士前期課程修了(卒業同年、ライオン株式会社へ入社)
<略歴>
2004年-2006年
ライオン(株) 化学品研究所 樹脂/導電材チームリーダー
2006年-2011年
ケッチェン・ブラック・インターナショナル(株)へ出向、研究開発部長 兼 業務部長
2011年-2017年
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株) (旧ライオン・アクゾ(株))へ出向。経営管理部長、業務管理部長
2018年-現在
同社 研究開発本部 副主席研究員 技術コーディネーター(カーボン担当)
カーボン系新素材開発、導電性樹脂コンパウンド、導電性ペースト/塗料の開発に従事
2009年-現在
機能性カーボンフィラー研究会 副会長
各種カーボンフィラーメーカーやユーザーへの有用情報提供や情報交換促進活動を推進
2018年-現在
技術人財開発研究所 副所長
技術者のための「メンタル強化」、「上司と部下とのコミュニケーションの促進」等の“人財”開発を支援
資格、検定
<技術関連>
・技術士(化学部門)
・危険物取扱者 甲種
<人材育成・衛生関連>
・衛生管理者
・メンタルヘルスマネジメント検定Ⅱ種
・メンタル心理カウンセラー
セミナー受講料
49,500円( S&T会員受講料46,970円 ) ※資料付(会場受講の方には昼食を提供予定です)
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詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
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1名申込みの場合:35,200円 ( S&T会員受講料 33,440円 )
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※他の割引は併用できません。
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ご了承下さい。Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
・タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
受講料
49,500円(税込)/人