【エストニアの先進事例等を踏まえて解説】「ブロックチェーン技術」による医療情報・データ管理への課題と応用〜個人情報活用(セキュリティ対策)・コスト削減・国内企業の取組みと展望〜

医療分野でも様々な応用の可能性を秘めているブロックチェーン技術!
電子カルテ・サプライチェーン管理、遠隔医療、プレ論文共有など…
基盤となる仕組みや仮想通貨との違いも踏まえ詳解します

セミナー講師

国立保健医療科学院 研究情報支援研究センターセンター長 薬学博士 水島 洋 先生
■経歴
1983年3月 東京大学薬学部卒業
1988年3月 東京大学大学院薬学系研究科生命薬学専攻 博士課程修了 薬学博士
1988年4月 国立がんセンター研究所 リサーチレジデント(生物物理部)
1989年7月 国立がんセンター研究所 生物学部 研究員
1989年10月 国立がんセンター研究所 生物物理部 研究員
1993年月 国立がんセンター研究所 生物物理部 主任研究官
1994年10月 国立がんセンター研究所 がん情報研究部 がん診療支援情報研究室長
2000年8月 米国 National Institutes of Health, National Library of Medicine, National Center for Biotechnology Information. Visiting Scientist
2000年10月 国立がんセンター研究所 疾病ゲノムセンター 技術・情報研究グループ(併任)
2003年10月 国立がんセンター研究所 がん予防・検診研究センター 情報研究部 情報システム研究室長
2003年11月 ハワイ大学医学部 助教授(併任)
2003年11月 東京医科歯科大学 疾患生命科学研究部 客員助教授(併任)
2004年12月 神戸大学医学部 クリニカルゲノムインフォマティクスセンター 客員教授(併任)
2006年11月 東京医科歯科大学 情報医科学センター 助教授
2007年4月 東京医科歯科大学 情報医科学センター 准教授
2009年9月 東京医科歯科大学 疾患生命科学研究部 教授
2009年9月 東京医科歯科大学 疾患生命科学研究部 オミックス医療情報学講座 教授
2010年3月 英国 Oxford University, Harris Manchester College. Board of Regents(併任)
2010年3月 英国 Oxford University, Harris Manchester College, Tsue Medical Institute. Director(併任)
2011年6月 国立保健医療科学院 研究情報支援研究センター 上席主任研究官
2017年4月 国立保健医療科学院 研究情報支援研究センター長
■専門および得意な分野・研究
分子生物学:転写制御機構、がんの分子機構、ゲノム解析、発現解析
医療情報学:がん情報学、情報提供、医療ネットワーク、オミックス情報学、医療ブロックチェーン
公衆衛生情報学:難病・希少疾患、患者登録、危機管理・災害医療
■本テーマ関連学協会での活動
代表理事を務めるITヘルスケア学会に、医療ブロックチェーン研究会を立ち上げ、研究会長として様々な活動をしている。
NPO法人 日本インターネット医療協議会(JIMA) 副理事長
NPO法人 日本OpenEHR協会 理事その他、多くの学会講演会において講演を実施

セミナー受講料

1名47,300円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

ビットコインなどで用いられているブロックチェーン技術は、医療分野においても画期的な革命を起こす可能性を秘めているとして、応用可能性が非常に期待されている。海外ではさまざまな取組みがなされ、大きく話題になっている。国際標準化の動きもはじまり、国内における検討もはじまっている。
 本講演ではエストニアの電子政府などにおける活用事例や、このほど日本で発足した「医療ブロックチェーン研究会」の活動、国内ベンチャーで始まっている取組みなどを詳説する。

習得できる知識

・ブロックチェーンについて
・ブロックチェーンの医療応用の現状
・ブロックチェーンの医療応用の課題
・患者個人情報の活用方法

セミナープログラム

1. ブロックチェーンの概要
  ・基盤となる仕組みや技術
  ・仮想通貨との違い

2. 医療データ管理の現状・問題点
  ・医療データの所有者
  ・標準化動向

3. 医療等分野への応用と期待
  ・電子カルテ管理
  ・サプライチェーン管理
  ・遠隔医療
  ・健康ポイント
  ・支払管理
  ・Value Based Payment
  ・医療提供者認証
  ・プレ論文共有

4. 導入のメリット
  ・コストの削減

5. セキュリティの確保
  ・データの持ち方
  ・暗号化

6. 同業界における海外の応用事例
  ・データ改ざん防止
  ・偽薬対策
  ・臨床治験
  ・医療機器データ管理
  ・米国医療機構事務管理

7. 国を上げての医療情報管理
  ・エストニア
  ・デンマーク
  ・フィンランド

8. 日本の現況
  ・技術者不足
  ・技術者養成の必要性

9. 今後の展望と方向性
  ・健康医療介護障害データベース
  ・医療情報基本法
  ・PHRの標準化