初心者向けセミナーです DDSの基礎とハイドロゲルの活用〜開発の具体例や応用方法など詳しくご紹介〜【Zoomによるオンラインセミナー】

DDSやハイドロゲルの基礎から応用まで詳解!
徐放、ターゲティング、浸透制御などDDSの基礎技術から解説し、
DDSの薬物徐放担体としてハイドロゲルの有用性を説きます

なぜDDSにおいてハイドロゲルを活用できるの? 
バイオ医薬品や化粧品ではどのように利用されているのか?
応用法や最新の研究について詳しく知りたい方にオススメ!

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    セミナー趣旨

    徐放、ターゲティング、浸透制御などのDDSの基礎技術から解説し、DDSの薬物徐放担体としてハイドロゲルの有用性を解説します。ハイドロゲルから薬物を徐放するメカニズムについて解説するとともに、アトマイジングプロセス・シリンジ投与プロセスといった、ハイドロゲルを投与する際の方法論に関しても解説致します。DDS技術は再生医療の鍵の技術の一つでもあり、医療機器と組み合わせたコンビネイションプロダクトの開発の鍵でもあります。最後に製品化されている事例を紹介するとともに、抗がん剤の徐放や抗炎症剤の徐放などの講演者の研究開発事例を解説致します。

    習得できる知識

    ・ハイドロゲルの薬物封入と徐放
    ・徐放速度の測定と徐放機構の解明
    ・疾患への適用事例

    セミナープログラム

    1.DDSの基礎
     1-1 薬物動態の基礎
     1-2 全身投与/局所投与
     1-3 徐放
     1-4 パッシブターゲティング
     1-5 アクティブターゲティング/ADC
     1-6 微小環境
     1-7 浸透性の制御
     1-8 バイオ医薬品におけるDDS技術

    2.ハイドロゲルの形状
     2-1 生分解性ハイドロゲル
     2-2 injectableゲル、in situ架橋ハイドロゲル
     2-3 ナノゲル
     2-4 ハイブリッドゲル
     2-5 スプレー
     2-6 シート
     2-7 パウダー

    3.ハイドロゲルからの薬物徐放の機構
     3-1 ゲルの構造、膨潤と分解
     3-2 ゲルへの薬物の吸着: 低分子薬剤の担持
     3-3 ゲル中の薬物の溶解拡散: タンパク質などの高分子薬剤の担持
     3-4 ゲルの分解による徐放
     3-5 薬物のコンジュゲイションと徐放
     3-6 ゲルへのナノ粒子・リポソームの包埋

    4.薬物徐放速度測定法
     4-1 モデル物質を用いた徐放実験
     4-2 薬物徐放試験
     4-3 細胞アッセイや酵素活性測定を用いた薬物活性評価
     4-4 動物実験による評価

    5.局所徐放: 製品化されている事例
     5-1 皮下投与
     5-2 DES (Drug Eluting Stent)
     5-3 DEB (Drug Eluting Beads)
     5-4 点眼薬
     5-5 関節注入薬
     5-6 シート
     5-7 Printed drug deliveryへの期待
     5-8 坐薬

    6.ハイドロゲルDDSの応用: 講演者の研究事例
     6-1 酸素の送達: 人工酸素運搬体への応用
     6-2 成長因子・分化因子の送達: 骨再生への応用
     6-3 抗がん剤の送達: 腹膜播種・中皮腫への応用
     6-4 酵素の送達: 強皮症への応用
     6-5 抗炎症薬の送達: 癒着防止材への応用

    7.医療以外(化粧品など)におけるDDS技術の利用

    質疑応答

    ■講演中のキーワード
    ・DDS
    ・ハイドロゲル
    ・再生医療
    ・がん
    ・腹膜癒着防止材

    セミナー講師

    東京大学 大学院医学系研究科 准教授 博士(工学) 伊藤 大知 先生

    ■経歴
    1996年3月
     東京大学工学部化学システム工学科卒業
    1998年3月
     東京大学大学院工学系研究科
      化学システム工学専攻修士課程修了
    1998年4月-2001年3月
     東レ(株) 液晶材料技術部
    2002年4月
     日本学術振興会・特別研究員DC1
    2004年9月
     東京大学大学院工学系研究科
     化学システム工学専攻博士課程修了
    2004年10月- 2006年8月
     米国マサチューセッツ工科大学化学工学科・
     博士研究員
    2006年9月
     東京大学大学院工学系研究科・助手
    2007年4月
     東京工業大学資源化学研究所・助教
    2009年2月
     東京大学大学院医学系研究科
      附属疾患生命工学センター・准教授
    2009年4月
     東京大学大学院工学系研究科
      化学システム工学専攻・准教授(兼担)
     東京大学大学院工学系研究科
      バイオエンジニアリング工学専攻・准教授(兼担)
    ■専門および得意な分野・研究
    化学工学、膜工学、高分子化学、バイオマテリアル
    ■本テーマ関連学協会での活動
    化学工学会 膜学会 生物工学会 バイオマテリアル学会 再生医療学会 人工臓器学会

    セミナー受講料

    1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
     *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
     *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    ※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

    配布資料・講師への質問等について

    • 配布資料は、印刷物を郵送で送付致します。
      お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。
      お申込みは4営業日前までを推奨します。
      それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、
      テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
    • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
      (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
    • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
      無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

    下記ご確認の上、お申込み下さい

    • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
    • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
      各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
    • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

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    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   高分子・樹脂材料   化粧品・医薬部外品技術

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    キーワード

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