
ナノ粒子分散のためのシランカップリング剤の
基礎・使い方と表面処理・応用事例
★ナノコンポジット塗料/インクの作製や、ナノコンポジット成形物を得るためには粒子への表面修飾が必須!
★シランカップリング剤をナノ粒子の表面修飾剤として利用するときの扱い方、考え方について、またナノ粒子の合成、応用例についてもわかりやすく述べる!
★処理条件・種類・添加量による影響とは?さまざまな応用を考えたナノコンポジットの作製方法とは?
セミナー趣旨
極性の高いナノ粒子を有機溶媒や有機モノマーなどに分散させたナノコンポジット塗料/インクの作製や、ナノコンポジット成形物を得るためには粒子への表面修飾が必須である。本講座では主にシランカップリング剤をナノ粒子の表面修飾剤として利用するときの扱い方、考え方について、またナノ粒子の合成、応用例についてもわかりやすく述べる。
セミナープログラム
1.ナノ粒子について
1-1 ナノ粒子とは
1-2 ナノ粒子の応用例
導電性ペースト・インク/ソルダーペースト/接着剤
色素増感太陽電池/量子ドット増感太陽電池/
FPD・タッチパネル/量子ドットLED/QDEF/反射防止膜
ハードコート/有機薄膜太陽電池/電子ペーパー/Liイオン電池
ガスバリア膜/封止材料/触媒および担体/無電解メッキ
CMPスラリー/光触媒および紫外線遮蔽材料/フォトニック結晶/超親水膜
2.ナノ粒子の合成
2-1 ゾルゲル法
2-2 ナノ粒子合成方法例
2-3 ナノ粒子合成例
2-4 ナノ粒子分散液調製レシピ
3.表面化学修飾と分散
3-1 有機無機ハイブリッドおよびナノコンポジット
3-2 シランカップリング剤を用いた表面化学修飾
3-2—1 シランカップリング剤の反応
3-2—2 シランカップリング剤での一般的な処理方法
3-2—3 pHによる加水分解・縮合速度の影響
3-2—4 加水分解率と表面処理効率の関係
3-2—5 処理条件・種類・添加量による影響
3-2-6 ナノシートへの表面修飾
3-3 ナノ粒子の分析・評価
3-4 機械的分散処理
3-5 ナノコンポジットの作製
3-6 Q&A
セミナー講師
DIC(株) 新事業統括本部 エレクトロニクスビジネスユニット E-1プロジェクト 田淵 穣 氏
セミナー受講料
39,600円(税込、テキスト費用を含む)
受講料
39,600円(税込)/人
前に見たセミナー
類似セミナー
関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
DEHPとは?危険性や健康への影響、身近な製品例と安全な代替品まで解説
【目次】 DEHP(フタル酸ジエチルヘキシル)、この耳慣れない化学物質が、私たちの日常生活に深く根ざしていることをご... -
撓鉄(ぎょうてつ)とは?1200年の歴史が生んだ日本の鍛鉄技術、その美学と技能継承の課題を解説
【目次】 日本には、1200年以上の時を超えて受け継がれる「撓鉄(ぎょうてつ)」という独自の伝統技術が存在します。この技術は、熱した... -
PFAS(ピーファス)を分かりやすく解説!有機フッ素化合物の基礎知識
【目次】 PFAS(ピーファス)という言葉を耳にしたことはありますか?PFASは「パーフルオロアルキル物質」の略で、主に有機フッ素化... -