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QUESTION 質問No.96

作業工程の標準化について

生産生産マネジメント |投稿日時:
自動車板金修理工場の経営者です。
取引先の損害保険会社から、2016年度に修理日数の短縮を目的として
修理の標準化を構築の上、生産性を高めるように話しがありました。
損害保険会社は、生産性改善活動の業務監査機関と業務提携したようです。
修理技術は属人的で、作業工程の標準化などは手つかずで、この話に困っています。
準備として、どう進めていけばよいのか、教えて下さい。


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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

伊藤コンサルティングの伊藤と申します。

まず最初に、修理開始から修理が完了し納車までの作業の流れを整理し纏めます。
次に、整理した作業の流れを細かく分解していきます。(例えば、パテ盛り作業であれば、下地の調整、パテと溶剤の準備、パテの調整、パテ盛り、乾燥、研磨などに分解します。)

そして、各作業について、どのような作業か(作業の流れ、その作業の押さえるべきポイントは何かなど)、そのために何が必要か(必要な資材、治工具、調色などであれば塗料の配合量など)、求められている出来映えは何か、何をもって出来映えの確認をするかなど、という観点で作業手順書としてを纏め、作業者がその作業手順書通りの作業を行うよう教育、訓練していくことで作業の標準化を進めていきます。

作業の標準化ができたたら、標準作業時間を設定するために、作業毎にどれ位の時間が掛かるか実際に測定します。
その際、作業者により時間が違ってきますので、担当する作業者全員で複数回測定して平均してみるなど、作業する人によって作業時間の偏りがないように標準作業時間を設定された方が良いでしょう。
この時間を積み上げていくことで、修理開始から完成までの標準工期を導き出すことができます。

標準作業時間を設定しておけば、どの作業が工期全体で一番時間が掛かっているかを把握することができますので、その作業を中心に改善を進めるといったことや、また、例えば作業改善により作業時間が短縮できたような場合には、月当りの修理可能台数の改善や、コスト低減効果など改善効果を目で見える形にすることができます。

ご参考になれば幸いです。