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QUESTION 質問No.62

集中豪雨よ気候の関係

企画技術マネジメント |投稿日時:
私は今地域で局所的に起こる集中豪雨について、アメダスの各観測地区のなかで特定の地区の情報がその地域全体の冬の気候の予兆になっているところがあるのではと思い、調べようとしています、こういう研究で過去40年間のデータをたとえば8か所選定して地域全体の積雪、気温変動との関係を調べようとする時実験計画法を有効に活用する方法があれば教えてください。私は実験計画表を学んでいないのでこの機会に身につけたいと思っています。

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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

複数項目のデータが累積されていて、その中に潜む情報を取り出す、あるいは予測に利用する方法として、MTシステムがあります。
具体的にはMT法という、逆行列を利用するパターン認識手法と、T法(1)やMSRという数値予測手法があります。重回帰分析も候補と思いますが、MTシステムの方が汎用性は高いでしょう。
MTシステムは実験計画法の直接利用ではありませんが、予測に有効な項目を求める過程で直交表を利用します。

MTシステムを利用した地震予測の研究も進められていますが、データの扱い方は類似していると思います。

なお、MTシステムの詳しいことは以下をご参照ください。

書籍:「入門MTシステム」 立林・手島・長谷川 著、日科技連出版社(3,400円+税)
セミナ:日科技連 マハラノビス・タグチ(MT)システム入門コース:次回開催は2015年6月17日(水)〜18日(木)
ソフトウェア:MTRT-AddIns-ALL(アングルトライ製)