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QUESTION 質問No.220

安全活動と5S活動の効果的な推進方法について

設計・開発安全工学 |投稿日時:
排水処理設備業界の会社の開発部署の責任者をしています。会社の規模は約200人、売上は100億以上、部署の人数は15名くらいです。
今の会社に来て日が浅いのですが、会社全体としてもそうなのですが、部署としても、安全や5Sに対する意識が低く、どうすれば意識を高めることが出来るかを苦慮しています。
いままで利益追求の意識が強く、また、個人でなんでも進めていく業務が多いため、部署が一体となって職場の改善活動をするような意識も雰囲気もありません。部署としての一体感を求めることと、職場環境の改善、コンプライアンスの意識向上、労災自己防止などを目的に安全活動や5S活動を推進しようとしていますがなかなか所員の意識をかえることが出来ていません。
安全活動や5s活動が何のためにやることなのかをしっかりと理解してもらい、一体感を持って取り組んでもらうにはどのようにしたらいいかをアドバイス頂けると助かります。宜しくお願いします。


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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

工場ですぐ使える品質改善技法の開発と普及活動を行っている高崎ものづくり技術研究所の濱田と申します。

「どうすれば意識を高めることが出来るかを苦慮しています」
この事は、どの企業も共通した悩みとして持っているようですね。

今の時代は特に、自分の利益が得られるかどうかが見えず、仕事が増えるだけでは意識を高めることは難しいと考えられます。例えば活動の結果
 ①残業がゼロになる
 ②成果(QCD)に対し社員全員の前で表彰される
 ③成果(QCD)に対し賞金またはボーナスがもらえる
などは、意識が高まる要因となります。

ところが
 ①会社の利益となり、将来の賃金に反映される
 ②環境が良くなり、事故災害が減り働きやすくなる
などの抽象的な目標だけでは、あまり意識は高まらず、活動は途中で挫折し、形骸化してしまいます。具体的な目標(品質、コスト、生産性)を掲げ、それに安全、5Sの活動を結び付け、改善の経過、成果(目標達成度)を見えるようにすることです。
また、一旦成果が現れたら、今までの活動は終了させ、また新たな目標を設定することで、活動のマンネリ化を防ぎます。

以上の様な、社員にとって直接利益につながる活動のしくみづくりが必要ではないでしょうか?




ANSWER
回答No2 | 投稿日時:

5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)は、生産販売の基本です。最初から難しく考えずに、まず何をしたいのかを決めましょう。通常は3S(整理・整頓・清潔)からスタートし、トップから従業員まで、それぞれの立場や持ち場で実践し、活動の見える化を図ることから始めましょう。