見積査定:購買業務の要点(その7)

 

◆見積査定

サプライヤーから提出された見積価格が妥当なのか否かを検証する見積査定は、購買業務の中でもとりわけ重要とされます。この提出された価格の妥当性を調べる方法ですがいくつかのやり方があります。なず価格が高いかどうかをチェックする必要があります。

 

上記のような方法を実施して、提出された価格が高いか否かをチェックします。そしてさらに査定を行います。

 

査定の一つが「コストドライバー分析」と呼ばれるものです。これは価格の決定的な要素(コストドライバー)を見つけてそれと価格との相関から適切な価格を導く分析です。例えば電線を購入する場合を考えてみましょう。1mの電線、...

2mの電線、3mの電線を調達したことがあれば2.5mの電線の価格を類推できます。このケースでは「長さ」がコストドライバーということになります。これ以外に重量や体積、面積や時間など単一の要素で価格を推定できるものに関してはこのコストドライバー分析が適しているということになるのです。

 

次回に続きます。

 

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