マネジメント力重視 物流業センター長の役割(その3)

 

◆ 管理監督者向けの教育を

 物流センター長は、既にお話した三つの役割を果たさなければなりません。しかし現時点で、これらが十分にできていないセンター長がいる会社もあることでしょう。そこで会社として、物流センター長を育成していくための教育訓練プログラムを構築して実践することが求められます。

 よく「現場の長が頼りなくて…」という話をお聞きしますが、会社が期待値に応えられるような育て方をしてこなかったわけですからそれは当然です。ですから、日々の職場の収支が分かるように、様々なケースで教育していかなければならないのです。

 もちろん、部下を育成するスキルも同様です。そして改善スキルについてもしっかり教育していくことが重要になってくるわけです。今まで管理監督者向けの教育をしっかりとやってこなかった会社は、今後のことを考えてきちんと対応していくと良いと思います。

 それには時間もコストもかかるかもしれません。しかしこれは会社のための将来投資です。そこをけちることなくやっていくことが重要なのです。

 

 センター長が物流現場上がりの場合、作業に興味があってもマネジメントには興味が無いという人もいます。何かというと理由を付けて現場作業に入りたがるようなタイプです。一方で現場を知らなくてもマネジメントはきちんとできる人がいます。どちらも一長一短ですが、やはりセンター長はマネジメント力重視でいくべきではないでしょうか。

 まったく現場に行かない管理者では困りますが、別に自分で実業務ができなくても良いのです。人を使って目標を達成することがマネージャーの役割だからです。むしろ現場に入りたがる人の方が要注意です。それ...

によって管理の時間が取れないような人の場合、現場に戻した方が良いかもしれません。

 

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 会社は複数センターがある場合は、それぞれのセンター長を評価してパフォーマンスに応じた賞与にするべきです。良くできた人とそうでもない人に差を付けないことは悪平等にすぎません。この点は十分に注意しましょう。

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