レイアウトと物流 【連載記事紹介】

 

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◆レイアウト

レイアウト変更といえば、レイアウトの直訳は「配列」なので、多くの人はレイアウトを単なる物理的な配置と考えています。大きな設備が決められたスペースに配置できればなんとかできたと思い、安心して実際に配置換えをしてみると、仕掛りはどこに置いたらよいのか分からなかったり、物の流れの方向が逆になっていたり、多くの問題が変更後に発生します。これでは、とても競争力を向上するわけには行きません。このような背景から、単にモノの配置だけを考えている二次元的な世界での取り組みでは、レイアウト変更後に課題が残ります。

 

レイアウトとは工場にとって非常に重要なことなのであり、工場の生産システムまでも考慮したものです。レイアウト計画とは「生産システムの変更」であり、人・モノ・設備の流れ、つまり総合的な組合せのデザインなのです。

 

レイアウト計画には優先順位があり、一次的、二次的、三次的なものがあり、クレーンを使わない方法はどうするかなどは二次的なものです。何が目的か?あるべき姿はあるか?これらをはっきりさせることが重要です。

 

◆物流

多くの工場で、工場の入りと出の物流の改善が進んでいないことが見受けられます。その証拠に、入荷場と出荷場の5Sレベルが他の部門に比べて低いことが挙げられます。これらの場所の多くは人の目が行き届かない工場の裏手にあり、不要品だけでなくゴミ集めの場所かと思うような状態になっています。同様に工場の出荷部門もなかなか目につかないので、改善の手がつかないのでしょう。しかしこの出が良くないと工場の入りの機能まで損なわれることになります。そして工場内の構内物流にも影響していきます。

 

下記の連載では、レイアウトと物流が何かを具体的に解説しています。

 

◆レイアウトと物流 連載記事一覧

レイアウトと物流は、ものづくりドットコム 登録専門家の松田 龍太郎氏が長年の実践と検証から構築した連載解説記事です。

 

1.  レイアウトとは四次元の世界

2.  モノを素早く動かそう

3.  工場の入りと出の物流を見直す

4.  構内物流をバス運行表のように回す

5.  工場のリンパ液をきちんと流そう

6.  ピッキングの仕方で工数削減できる

7.  ゴミを部品として考える

8.  移動しないで移動することで開眼

9.  台車化して早く移動し仕掛を削減する

10. 通箱の工夫で工数と経費削減

 

<<この連載を利用の際のお願い>>

ここで紹介する連載の転載は固くお断りします。少人数での個人的な勉強会での使用のみに限定してください。