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開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 医薬品技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【大田区】大田区産業プラザ(PiO) |
交通 | 【京急】京急蒲田駅 |
中分子化合物の創薬への必要性とその可能性、
そして創薬開発の方法について
プロテイン相互作用(PPI)のシステム解明による創薬の展望とは?
セミナー講師
株式会社バイオシス・テクノロジーズ
取締役&チーフテクニカルオフィサー(CTO) 中山 登 先生
コロンビア大学化学部研究員を経て、
昭和56年6月 日本ロシュ(株)研究所入社。
日本ロシュ(株)にて天然物化学部機器分析グループ長、
中外製薬(株)研究本部化学部分析グループ長を経て、
平成21年4月 中外製薬定年 研究シニア職
平成26年4月 中外製薬(株)を退職。
平成26年5月 (株)バイオシス・テクノロジーズ取締役&CTO現在に至る
平成27年4月から平成31年4月聖マリアンナ医科大学分子病態情報研究講座講師
平成30年9月 (株)SpectroDecypher取締役&CTO 現在に至る。
■専門・得意分野
機器分析
天然物化学
薬物動態
創薬
セミナー受講料
1名38,000円 + 税、(資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき28,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー趣旨
近年の個別化医療では、臨床での薬の選択や創薬において、臨床バイオマーカーが
重要になっています。更に、正常状態と病態の臨界状態、病態初期状態あるいは病態悪化の
動的状態遷移過程をはっきり識別することが出来る動的ネットワークバイオマーカーを、
複雑疾病の早期診断や病態悪化の予兆検出に広く適用することで、適切なタイミングで
適切な個別化医療を行なうことが可能となるものと期待されています。
そこで、疾患状態で起こっている動的ネットワークのプロテインープロテイン相互作用(PPI)の
システムを解明することで、その疾患のメカニズムが明らかになると同時に、このPPIが創薬の
ターゲットになるのではないかと考えられており、製薬各社はPPI阻害剤の開発に力を
入れようとしている。このPPIの阻害剤として、最近は中分子化合物が有効ではないかと
考えられています。更に、中分子化合物はPPI阻害だけでなく、抗体や免疫創薬にも
応用可能ではないかと考えられています。
そこで、本セミナーでは、中分子化合物の創薬への必要性とその可能性、
そして創薬開発の方法などを、私の経験も含めて説明しようと考えています。
習得できる知識
・動的バイオマーカーメカニズムの解明
・疾患バイオマーカーから創薬ターゲットプロテイン探索
・プロテインープロテイン相互作用解析の手法
・中分子化合物を用いた創薬リード化合物の探索(Screening)の手法
・低分子・中分子創薬の新しい考え方であるAntibody-drug conjugate(ADC)製剤
セミナープログラム
- はじめに
- 医薬品開発の現状
- 医薬品開発成功確率の過去と現在
- 医薬品の多様化
- 個別化医療と創薬
- 臨床現場と医薬品開発との間の大きな谷
- 臨床現場での医薬品選択の現状
- 科学的診断の重要性
- 動的バイオマーカーメカニズムの解明
- 疾患バイオマーカー探索の必要性とその方法
- 創薬ターゲットプロテインープロテイン相互作用の解明
- 疾患バイオマーカーから創薬ターゲットプロテイン探索
- プロテインープロテイン相互作用解析の手法