SDGsに向けた新規バイオマスプラスチック・生分解性材料の開発と各種応用展開
開催日 |
12:30 ~ 16:15 締めきりました |
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主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 高分子・樹脂材料 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】CMC+AndTech FORUM |
交通 | 【JR・地下鉄】神田駅 【地下鉄】大手町駅 |
【シーエムシー出版・AndTech 共催セミナー】
国内外の大手飲食チェーンを中心にプラスチック製
ストローの廃止や代替材への置き換えの動きが加速!
生分解性樹脂の開発動向とは?
バイオマスプラスチックから見た開発動向とは?
講師
第1講 三菱ケミカル(株) 高機能ポリマー企画部 農学博士 佐野 浩 氏
第2講 ユニチカ(株) 樹脂事業部 機能樹脂営業部
機能樹脂第二グループ グループ長 佐藤 泰久 氏
第3講 大成化工(株) 開発技術本部 開発技術企画室 グループマネジャー 中尾 正治 氏
受講料
32,400円(税込、テキスト費用を含む)
※当セミナーはシーエムシー出版との共催セミナーであるため1名単位、
また定価でのみの販売となります。
プログラム
第1部 バイオマスプラチック・生分解性素材の開発と各応用展開
【12:30-13:45】
講師:三菱ケミカル(株) 高機能ポリマー企画部 農学博士 佐野 浩 氏
1.プラスチックが支えた社会と課題
2.バイオマスプラスチック
2‒1 プラスチック原料としてのバイオマス
2‒2 既存プラスチックの置き換え用途
2‒3 バイオマス化によって機能が賦与されたプラスチック
2‒4 バイオマスプラスチックの課題とアプローチ
3.生分解性プラスチック
3‒1 プラスチック廃棄物の問題と生分解性プラスチック
3‒2 生分解性プラスチックの用途と種類
3‒2‒1 合成系生分解性プラスチック
3‒2‒2 生物が生産する高分子を活用した生分解性プラスチック
3‒3 生分解性プラスチックの課題とアプローチ
【質疑応答 名刺交換】
第2部 ストロー向け生分解性樹脂の開発と今後の展開
【14:00-14:45】
講師:ユニチカ(株) 樹脂事業部 機能樹脂営業部
機能樹脂第二グループ グループ長 佐藤 泰久 氏
【講演キーワード】
ポリ乳酸、テラマック
【講演趣旨】
昨今、深刻な海洋汚染問題がクローズアップされており、国内外の大手飲食チェーンを中心に
プラスチック製ストローの廃止、もしくは代替材への置き換えの動きが加速しています。
当社の「テラマック」は植物由来のポリ乳酸を原料としたバイオマスプラスチックで、
微生物や酵素の働きによって最終的には水と二酸化炭素に分解します。
この生分解性を活かし、新たにストロー向け樹脂グレードの「TP-5040」を開発しました。
【プログラム】
1.バイオベースポリマーの分類
2.ポリ乳酸について
2-1 ポリ乳酸の長所と用途
2-2 ポリ乳酸の技術課題と製品開発
3.ストロー向け樹脂グレードについて
3-1 テラマック「TP-5040」の開発
3-2 今後の市場展開について
【質疑応答 名刺交換】
第3部 サトウキビ由来のポリエチレンを使った医薬品容器の開発
【15:00-16:15】
講師:大成化工(株) 開発技術本部 開発技術企画室 グループマネジャー 中尾 正治 氏
【キーワード】
バイオマスプラスチック、医薬品容器・包装、CO2削減、カーボンニュートラル
【講演主旨】
医薬品容器・包装における環境負荷低減への取り組みの事例として、
医薬品の一次容器としての機能を満たし、地球温暖化対策としてCO2削減に貢献できる
バイオマスPE容器・PTPシートをご紹介する。
【プログラム】
1.バイオプラスチックの概要
1-1 生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
1-2 バイオマスポリエチレン
2. 環境負荷低減への取り組み
2-1 医薬品容器でできる対策と課題
3. バイオマスプラスチックの医薬品容器への展開
3-1 なぜバイオマスプラスチックなのか
3-2 医薬品の一次容器として必要な機能
3-3 バイオマスPE製医薬品容器の実現
4.バイオマスPE製品の紹介
4-1 固形製剤容器
4-2 PTPシート
4-3 その他
5. 最後に
【質疑応答 名刺交換】