"ナラティブ"が創造する医薬品開発とマーケティングの新しい時代
開催日 |
13:30 ~ 15:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 医薬品技術 マーケティング |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】AP虎ノ門 |
交通 | 【地下鉄】虎ノ門駅・内幸町駅 【JR・地下鉄・ゆりかもめ】新橋駅 |
ヘルスケア版ソーシャルリスニングの展開
【セミナープログラム】
講師
トランサージュ株式会社 代表取締役 瀧口 慎太郎(たきぐち しんたろう) 氏
電通アイソバー株式会社 エグゼクティブ プランニング ディレクター
小田 良華(おだ りょうか) 氏
【13:30~15:30】
患者やその家族が紡ぎ出す"病い(illness)"を巡る経験を"ナラティブ"と言い、
Patient Centric(患者志向の)医療を中心に、いま大きな注目を集めています。
医療または医薬品の究極の目的は"病気(sickness)"からそれを患う人を解放することに
ありますが、これまでの医療、とりわけ医薬品開発やマーケティングでは、
主に医療提供者(医師)の最大関心事である医学生物学的原因にフォーカスした
"疾患(disease)"対応がテーマとなって来ました。
一方で、医療提供者がZoom-inの視点での医学生物学的疾患対応に気をとられている間にも、
病気の当事者である患者本人は"病い"によって、身体的、精神的、ときに経済的苦痛として
四六時中苛まれ続けているという状況は未だに少なくありません。
これらの経験、つまり"ナラティブ"は注意していなければ見落としてしまう患者の個人的な
経験であり、これらをZoom-outの視点で辿ると、しばしば本人のみならず家族や知人さらには
組織や社会への影響に至ることを知ることがあります。
今回の講演では、この"ナラティブ"にスポットを当て、その探求方法や活用について事例をご紹介し、
これからの医療や医薬品開発やマーケティングにおける新しい価値創造の可能性について、
ご一緒に考察して行きたいと思います。
1.Patient Centric がなぜいま重要なのか
2.消費財市場におけるナラティブの捉え方と活用事例
3.病気をめぐる医師と患者の捉え方の相違と患者ナラティブ
4.患者ナラティブの捕捉方法と実例
5.患者ナラティブを起点とした取り組み
6.Patient Centricを軸とした医薬品産業の未来像
7.質疑応答
講師プロフィール
瀧口 慎太郎(たきぐち しんたろう) 氏 : トランサージュ株式会社 代表取締役
米国系製薬企業にて米国本社での研修後、体外循環剤・循環器代謝製剤等のプロマネとして、
マーケティング勤務。カナダ支社マーケティング部門で実務経験の後、国内市場にて
大型循環器用剤上市を担当し、記録を塗り替える売上に貢献。欧州系製薬メーカーにて
循環器用剤上市の成功に貢献し、2009年より現職。
・足利大学看護学部非常勤講師 ・医療みんくるファシリテーター
・Insights Discovery「R」認定講師
小田 良華(おだ りょうか) 氏
電通アイソバー株式会社 エグゼクティブ プランニング ディレクター
米国のアドテクノロジー・メディア広告営業職を経て、外資系総合広告代理店に入社。
デジタルメディア・マネージャーとして外資系クライアントを中心にメディアプランニング
およびデータアナリストとして従事。 その後、電通アイソバー(旧電通レイザーフィッシュ)にて
グローバルセールスやメディアプランニングおよびデータストラテジー・マネージャーを経て、
データ設計や分析、ストラテジープランニングまでを手がけるプランニングディレクターとして従事。
【受講料】
1名につき 32,400円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,000円(税込)