以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
~バリアフィルム技術の俯瞰と市場・製品の把握~
~包装用途から先端・エレクトロニクス用途などハイバリアへの
展開を網羅~
~透過メカニズム、要求特性、ドライ&ウェット・ハイブリッド
コート、成膜~
ガス透過のメカニズム、バリア性の付与技術、評価、マーケット情報、
エレクトロニクス用途…
バリア材・フィルムメーカー、バリアフィルムユーザー、コンバーター、
営業、事業企画の方等々…、
バリア材料およびその周辺技術に携わってる方、バリアフィルムを網羅的に
把握したい方、これから知識が必要な方に最適な総合・入門セミナー
セミナー講師
元三菱重工業(株) 広島研究所、元(株)メイワパックス 技術開発本部
受講料
43,200円 ( S&T会員受講料 41,040円、資料付 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
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【1名分無料適用条件】
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※他の割引は併用できません。
セミナー趣旨
光線遮断性、装飾性が注目され、一方透明蒸着フィルムは、塩化ビニリデンフィルム代替として
優れたガスバリア性、透明性、レトルト耐性、非金属性、環境対応性などが注目され、
現在大きな食品包装市場を形成しております。
また、最近は透明蒸着フィルムを利用した太陽電池や有機ELの封止膜への
ハイバリアフィルムの適用拡大行われています。この分野では食品分野とは桁違いの厳しい
バリア性と軽量でフレキシブルなバリアフィルムが要求され、このため有機・無機膜からなる
ハイブリッドコーティング技術が開発されてきております。
今回はVitriflex社のR2Rスパッタリング装置や、Flex-e Materials社のフレキシブルバリア膜の
新しい技術内容や市場についても、本講座にて分かりやすく、かつ詳細に解説します。
関連技術者にとって、貴重かつ不可欠な情報が網羅されていますので、是非ご聴講ください。
セミナー講演内容
1.1 ガス透過のメカニズム:ガス透過モデル
・定常状態でのガス拡散状態
1.2 ガス透過理論:透過ガス量の式
・ガス透過係数
・積層系のガス透過係数
1.3 高分子構造とガスバリア性:高分子の構造とガスバリア性
・結晶化度とガス透過度
・配向度とガス透過度
・ガラス転移点とガス透過度
・フリーボリュームとガス透過度
・凝集エネルギーとガス透過度
・PEの熱振動による開閉孔
・PANニトリル基による極性相互作用
・PVA水酸基による水素結合
・水蒸気敏感度とガス透過度
・ラミネート構成による透湿度の変化
1.4 各種フィルムのガス、水蒸気バリア性:パーマコール
・各種フィルムの酸素vs水蒸気透過度
2.バリア性を付与するドライコート薄膜作製手法
2.1 ドライコーティング法の分類
2.2 薄膜の形成:薄膜成長の3様式
・基板面上の核形成と核成長
・蒸着膜構造の圧力・温度依存性
・アルミ蒸着膜の表面・断面写真(TEM)
・アルミ蒸着膜のピンホール部写真
・無機膜の欠陥とガス分子の透過経路
・ピンホール数と酸素透過度の関係
2.3 アルミ蒸着膜:アルミ蒸着フィルムのラミネート効果
・ハイバリアアルミ蒸着フィルム
・ハイバリア・アルミ蒸着フィルムの構造
2.4 透明蒸着膜:透明蒸着フィルムの構成と性能
・PVD透明蒸着プロセス
・CVD透明蒸着プロセス
・SiOx膜の酸素透過度とX値の関係
・SiO2膜の成膜方法と特性
・二元蒸着の概念とその蒸着膜の構造
・アルミナ添加量と密度
・バリア性の関係
・蒸着フィルムの特性(延展性、印加圧)
3.バリア性を付与するコータ設備
3.1 バリア性付与コーティング技術の分類
3.2 ドライコーティング:巻取式真空蒸着機の構造
・電子ビームを使用した真空蒸着機
・巻取式スパッタリング装置の配置例
・アルミナ蒸着機(BOBST)と蒸発源
・マイクロ波プラズマCVD蒸着機、
3.3 ハイブリッドコーティング
・PE‐CVD装置(神鋼)とプラズマ発光
・ロール・ツ・ロールCVD装置
・PML用ロール・ツ・ロール蒸着機
・PML用ロール・ツ・ロール蒸着機
3.3 ロール・ツ・ロール スパッタリング装置
・Vitriflex社(米)のバリアフィルム生産装置-AEGIs
・同装置写真
・太陽電池、ディスプレイへの適用例
4.バリア性をどう評価するか
4.1 プラスチックの主な規格・試験法:ガス透過度測定方法の分類
・各種用途に求められるバリア性
・酸素・水蒸気透過度の測定感度
4.2 ガス透過度測定:等圧法のガス透過度測定原理
・等圧法モコン水蒸気透過度測定法
・等圧法モコン酸素ガス透過度測定法
・ボトルの酸素透過度試験装置
・カップ法透湿度試験方法
・差圧法高感度水蒸気透過度試験(オメガトランス法)
・デルタバーム法
・等圧式フィルム透過性評価装置
・Ca法高感度水蒸気透過度試験(GE社)
・同上(住べリサーチ社)
5.アルミ蒸着、透明蒸着フィルムのマーケット情報
5.1 包装用バリアフィルムの市場:包装用バリアフィルムの生産量推移
・包装用途のバリフィルムの採用動向
・基材別生産量と製品名
・アルミ蒸着フィルムを使用した包材製品例
5.2 透明蒸着フィルムの物性と製品例:透明蒸着フィルムの一覧
・透明蒸着フィルムを使用した包材構成
・包材製品例
6. ハイバリアへの展開―太陽電池、量子ドット、有機EL
6.1 ハイバリアフィルムの市場:市場規模予測
6.2 太陽電池:主な太陽電池の分類と要求バリア
・各種太陽電池の基本構成
・結晶シリコン系太陽電池パネルの構造とバックシートの構成
・各社バックシートの銘柄
6.3 量子ドットフィルム:量子ドットの働きと波長変換の仕組み
・量子ドット組込みバックライトの実装方式
・タブレット端末向け表面実装方式(3M社)
・ハイバリアフィルム技術の現状
6.4 有機ELディスプレイ用封止膜:有機ELを用いた製品
・有機ELの発光メカニズムとデバイスの進化
・有機・無機ハイブリッドバリア膜の比較
・Barix技術の概要図
・Barixのハイブリッド積層膜写真
・SAVIC社(元GE社)UHBのハイブリッド積層膜写真
・UHBプラズマCVDプロセス条件と物性
6.5 Flex-e Materials社のバリア膜技術
・フレキシブル化の利点
・フレキシブル・バリア膜の市場動向
・バリア膜の構成
・バリア膜の製造工程
・フレキシブル基材のR2Rパイロットライン
□質疑応答□
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
43,200円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
京都府
【京都市下京区】京都リサーチパーク
【JR】丹波口駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 薄膜、表面、界面技術 食品包装
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高分子・樹脂加工/成形 薄膜、表面、界面技術 食品包装関連セミナー
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