ポリウレタンの基礎知識および高機能化技術と応用展開【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市淀川区】滋慶医療科学大学院大学 |
交通 | 【JR・地下鉄】新大阪駅 |
原料の特徴・構造・物性制御・機能評価・利用技術など解説
講師
三井化学(株)コーティング・機能材事業部 部長
ウレタン開発グループリーダー 博士(工学) 山崎 聡氏
九州大学 先導物質化学研究所 客員教授
<関連学協会での活動>
日本化学会、高分子学会、日本レオロジー学会、日本ゴム協会、日本レオロジー学会(代議員)、
日本ゴム協会(関東支部委員)、日本接着学会(評議員)、高分子学会エコマテリアル研究会委員、 ISO/TC61/SC12国際議長
<受賞>
平成16年 日本ゴム協会 優秀発表賞 受賞
平成18年 石油学会 学会賞 受賞
平成18年 長崎大学 学長賞 学業分野 受賞
平成28年 高分子学会ポリマー材料フォーラム優秀発表賞 受賞
平成29年 日本レオロジー学会 技術賞 受賞
平成30年度 第30回日本ゴム協会 協会賞
平成30年度 第22回CERI最優秀論文発表賞
平成30年度 第40回日本接着学会 技術賞
受講料
55,000円
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2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
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習得できる知識
ポリウレタンの原料の特徴と物性および構造の制御方法
ポリウレタンの高機能化に関わる技術状況
趣旨
ポリウレタンはフォーム、塗料、接着剤、シーラント、エラストマーの他にレンズ材料として
伸長している多様性をもったポリマーである。本講座では、その基礎知識から最新の技術動向について、
理解してもらうことを主旨とする。ポリウレタンの基礎では、特にイソシアネートの種類と
特徴について紹介した後、ポリウレタンの用途ならびに構造と物性について概説する。
さらに、ポリウレタン特有の評価方法および測定事例について紹介する。
最後に、ポリウレタンの高機能化手法と特許からみた技術動向について説明する。
プログラム
第一部 ポリウレタンの基礎
1.ポリウレタンとは
1-1.ポリウレタンの特徴
1-1.他のポリマーとの相違
2.ポリウレタンの用途と分類
2-1.ポリウレタンフォーム
2-2.CASE(塗料・接着剤・シーラント・エラストマー)
2-3.その他(メガネレンズ・弾性繊維他)
3.ポリウレタンの原料の種類と特徴
3-1.イソシアネートの種類と用途
(1) MDI (2) TDI (3) HDI (4) IPDI (5)H12MDI
(6) 特殊イソシアネート(XDI・H6XDI・NDI・NBDI等)
3-1-1.イソシアネートの製造方法
3-1-2.イソシアネートの反応マップ
3-1-3.イソシアネート誘導体
(1) アロファネート・イソシアヌレート・ビュレット
(2) ウレトジオン・カルボジイミド・ウレトイミン
(3) ウレア・イミド・アミド他
3-2.ポリオールの種類と用途
(1) ポリエーテル類 (2) ポリエステル類 (3) ポリカーボート類 (4) その他
3-2-1.ポリオールの製造方法
3-2-2.各種ポリオールのポリウレタンに与える物性
3-3.その他の原料
(1) 鎖延長剤・架橋剤 (2) 添加剤 (3) 触媒
第二部 ポリウレタンの特性と評価方法
4. ポリウレタンの構造と物性
4-1.ポリウレタンの用途と構造
4-2.ミクロ相分離構造とは
4-3.ポリウレタンの合成方法と構造
(1) ワンショット法 (2) プレポリマー法
4-4.ポリオールの分子量と官能基数の影響
4-5.架橋剤の影響
4-6.イソシアネートの構造とポリウレタン物性
5.ポリウレタンの評価方法
5-1.機械物性
5-2.熱的性質
5-3.固体粘弾性
(1) 軟質ポリウレタンフォーム (2) 硬質ポリウレタンフォーム
(3) 接着剤 (4) シーラント (5) エラストマー
第三部 ポリウレタンの高機能化
6-1.強度
6-2.耐熱性
6-3.透明性
6-4.黄変抑制
6-5.接着性
6-6.耐加水分解抑制
6-7.振動吸収
6-8.再生可能原料の活用
6-9.まとめ