機能性色素活用のための必須知識および、材料開発・素子化における課題解決へのヒント

機能性色素の基礎知識を、分子状態・固体状態に分けて詳しく解説。
さらに、開発・生産現場で生じる課題とその解決に向けた考え方や評価手法も紹介します。
初学者から課題を抱えている方まで幅広くご受講いただけます。


受講料


48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 ) 


(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)


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  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
  ※他の割引は併用できません。


講師


横浜国立大学大学院 環境情報研究院 教授 博士(工学) ​松本 真哉 氏


趣旨


 近年、光電子材料として多くの有機色素が活用されている。このような色素は機能性色素と呼ばれ、表示材料やエネルギー変換材料としての重要性は、今後ますます増加すると考えられている。色素分子そのものの性質を決定する分子の電子状態は、市販の分子軌道計算ツールにより予測や検討が可能になった。染色など、分散状態で色素を活用する場合は、このような手法を用いることで効率的な開発や設計ができる。一方、色素の使用形態が粉末や薄膜などの固体状態の場合は、固体構造や、その構造に起因する分子間相互作用の影響などの予測はまだ難しい。そのため、このような場合の開発手法はいまだ試行錯誤的であり、その方向性も明確ではない。
 本セミナーでは、機能性色素の利用において重要と考えられる基礎知識を、分子の状態と固体の状態に分けて学び、開発や生産の現場で起こりうる課題の解決に向けた考え方や評価手法などを紹介する。


プログラム


1.色素化学の基礎
 1.1 本講座の方向性
 1.2 色とは何か
 1.3 色素の分類
 1.4 色素の機能性
 1.5 色と分子構造
 1.6 色素骨格の考え方
 
2.色素の光物性の基礎
 2.1 分子分光学の基礎
 2.2 吸収・発光スペクトルからわかること
 2.3 色の変化からわかること
 2.4 分子軌道計算による電子状態の理解
 2.5 計算で予測できる色素の性質
 
3.色素の固体物性の基礎
 3.1 色素の粉末と薄膜
 3.2 結晶と非晶質
 3.3分子性結晶の特徴
 3.4 分子間相互作用
 3.5 結晶化の過程
 3.6 溶液状態と固体状態の違い
 3.7 色素結晶の特徴
 3.8 なぜ固体では色や蛍光が変化するのか
 
4.現場で起こる課題とその考え方
 4.1 現場で起こる課題解決のヒント
 4.2 プロセス条件の違いがもたらす変化
 4.3 薄膜や粉末の構造情報の確認
 4.4 事例紹介
  4.4.1 結晶状態での色素の色や蛍光の変化
  4.4.2 ガラス基板上の色素配講膜
  4.4.3 色素蒸着膜の基礎及び応用検討例
 4.5 標準的な検討の進め方 

 □ 質疑応答・名刺交換□
 


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

48,600円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込 または、当日現金でのお支払い

開催場所

東京都

MAP

【品川区】きゅりあん

【JR・東急・りんかい線】大井町駅

主催者

キーワード

化学技術

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