幾何公差(GPS)の基礎と使い方
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 機械設計 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
~ サイズ公差及び幾何公差の適切な指示法と使い分け ~
幾何公差の図示の経験があまりない方や
「サイズ公差」が初耳の方へ分かり易く解説します!
講師
関東学院大学 理工学部理工学科 機械学系 教授 工学博士 金田 徹 氏
<ご専門>
・機械工学,メカトロニクス,精密測定,JIS・ISO規格開発・普及
<ご経歴>
・日本設計工学会 副会長
・ISO/TC10(TPD:製品技術文書情報),ISO/TC213(GPS:製品の幾何特性仕様)
日本代表エキスパート・同国内対策委員会 委員長・同JIS原案作成委員会 委員長
・3D製図JIS原案作成委員会 委員長
・経済産業省工業標準調査会 委員
・日本規格協会規格委員会などの委員
・日本規格協会主催 製図技術セミナー 機械製図コース 講師
・日本機械学会・精密工学会・日本自動車工業会・
電子情報産業技術協会・山形県産業技術センターなどにて,
3D製図に関わるセミナー・フォーラムでの講師歴もあり。
受講料
49,980円(税込)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合47,250円、
2名同時申込の場合計49,980円(2人目無料:1名あたり24,990円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
受講対象・レベル
・精密電機・機械工業分野の技術者
・幾何公差の図示の経験があまりない方
・「サイズ公差」が初耳の方
必要な予備知識
・JIS B 0001 機械製図(2019年版が最新)による図面は描けることが前提です。
習得できる知識
・現行JISによるサイズ公差と幾何公差との使い分けおよびその指示法が習得できる。
趣旨
国際標準化機構(ISO)のGPS(製品の幾何特性仕様)に関する規格開発は活発で,多くのISO規格が更新されている。一方,JISにも幾何公差を規定するものはあるが,多くが1990~2000年前後に制定・改定されたままの状態であり,規定内容の差が目立つ状態である。最近,その状況を少しでも打破すべく,優先順位をつけて重要なISO/GPS規格を対象にJIS化する活動も活発になっている。
この状況において,ISO/GPS規格の基本的方針を説明した上で,最近規定された “サイズ形体” だけに適用する “サイズ公差” の指示法の概要を述べる。その中で,従来の “寸法公差” を “サイズ公差” に用語変更した経緯も説明し,寸法の概念を改めて考えるきっかけを与えたい。
さらに,幾何偏差(真直度・円筒度などの形状偏差,平行度・傾斜度などの姿勢偏差,位置度,対称度などの位置偏差および振れ偏差)を規制するための幾何公差の指示法の概要を述べ,単純な指示例の解釈を説明する。
プログラム
1 ISO/TC10およびISO/TC213が取り扱う規格
2 経産省のJIS化の方針
3 JISハンドブック製図
4 GPS規格の必要性
5 図示(寸法の公差の指示)の解釈があいまいになる例
6 サイズ(サイズ形体の大きさ)にはサイズ公差と距離・位置には幾何公差
7 JIS B 0420-1 寸法の公差表示方式-長さに関わるサイズ
8 普通(寸法)公差 JIS B 0405
9 形体および幾何偏差
9-1 形状偏差(真直度・平面度・真円度・円筒度・線の輪郭度・面の輪郭度)
9-2 姿勢偏差(平行度・直角度・傾斜度・線の輪郭度・面の輪郭度)
9-3 位置偏差(位置度・同心度・同軸度・対称度・線の輪郭度・面の輪郭度)
9-4 振れ偏差(円周振れ・全振れ)
10 幾何公差
10-1 TED
10-2 データム
10-3 データムターゲット
10-4 特性記号
10-5 公差記入枠
10-6 公差域
11 寸法の公差(サイズ公差)と幾何公差との関連付け
11-1 包絡の条件
11-2 最大実体公差方式
11-3 機能ゲージ
11-4 その他
12 普通(幾何公差)JIS B 0419
13 単純な図示事例
【質疑応答・名刺交換】
キーワード 幾何公差,サイズ公差,GPS,基礎,指示法,使い方,セミナー,講演