医療機器のニーズおよび今後必要とされる医療機器の開発
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 医療機器・医療材料技術 組織開発 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
医療機器の開発のための医療ニーズとは?
医療機器産業のマーケットとは?
★ 具体例を踏まえて、医療機器開発を円滑に進めるポイントを解説!
講師
【第1部】 慶應義塾大学 名誉教授 谷下 一夫 氏
《略歴》
■ 1969年慶應義塾大学工学部機械工学科卒業、1975年米国ブラウン大学大学院博士課程修了、 Ph.D., 工学博士(東京工大)、1992年慶應義塾大学理工学部教授、2000年ESM2(France)招聘教授、2012年慶應義塾大学名誉教授、早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構教授、東海大学医学部客員教授
◎ 研究・専門テーマは、バイオメカニクス、生物熱流体工学とその医療技術への応用
■ 現在 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ副理事長
日本学術会議連携会員、日本機械学会副会長、日本機械学会フェロー、日本工学会フェロー、International Federation for Medical and Biological Engineeringフェロー、日本バイオレオロジー学会会長、日本工学会理事、日本コンピュータ外科学会理事、日本医工ものづくりコモンズ理事、International Union of Theoretical and Applied Mechanics ; Congress Committee, Member of European Academy of Science、AMED(PS、PO)等、
日本機械学会バイオエンジニアリング部門業績賞、論文賞、功績賞、米国脳放射線学会 MAGNA CUM LAUDE CITATION賞、慶應義塾賞、日本機械学会流体工学部門賞、日本バイオレオロジー学会岡小天賞
【第2部】 一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 専務理事 柏野 聡彦 氏
《略歴》
1998年3月、筑波大学大学院理工学研究科修了。同年、総合シンクタンク入社(2016年4月退職)。医療機器産業に関わる多くの調査研究・コンサルティングを経験。2010年度には経済産業省「課題解決型医療機器等開発事業(現在のAMED医工連携事業化推進事業)」の初代の事業管理支援法人として、本事業のスタートアップに携わる。
東京慈恵会医科大学ME研究室訪問研究員や東京大学大学院医学系研究科客員研究員などを歴任。2013年9月から一般社団法人日本医工ものづくりコモンズ 理事、2016年5月から同専務理事、現職。
最近は、医療機器特有の市場や法規制に関するノウハウを有する「製販企業」に注目し、製販企業とものづくり企業との連携による無理なく円滑な医工連携のかたち「製販ドリブンモデル」を提唱、全国各地の行政機関とともに製販ドリブンモデルの実践に注力している。
2015年7月~現在、東京都医工連携HUB機構プロジェクトマネージャー。2016年2月~2017年3月、AMED臨床ニーズ抽出委員会(企業への橋渡し委員会)委員。2016年6月~2017年3月、経済産業省関東経済産業局「関東メディカルオープンイノベーションプラットフォーム構築事業」プロジェクトマネージャー。2016年6月~2017年3月、AMED「医工連携における知財権の活用に関する調査研究」委員会委員。2017年4月~、AMED「医工連携事業化推進事業」課題評価委員会委員。2018年1月~3月、AMED 科学技術調査員。
2016年6月、著書「無理なく円滑な医工連携のかたち(製販ドリブンモデル)」について、日本医療機器学会より著述賞受賞。
受講料
49,980円(税込)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合47,250円、
2名同時申込の場合計49,980円(2人目無料:1名あたり24,990円)で受講できます。
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今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
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プログラム
【第1部】医療機器開発のための医療ニーズとその医学的意味の探求
13:00~14:30
《趣旨》
医療機器開発を目的として医療ニーズの探索が、盛んに行われるようになっているが、開発を円滑に進めるためには、最初の段階で開発課題をよく見極める事が重要である。開発課題を決定する段階で、最も重要な点は、医療ニーズに医学的意味がどのように含まれているかを見究める事である。医療者は、医療機器を何故使うのか(ノウホワイ)を考えて医療行為を行っているので、どのように使うか(ノウハウ)は二の次である。即ち医療ニーズの探索では、ノウホワイによる医学的意味の探索が重要な観点である。本講演では医療ニーズに含まれる医学的意味に関して具体的な事例を交えて考察する。
【プログラム】
1.はじめに
2.医療分野とものづくり分野の融合のむずかしさ
3.分野間の壁を超える仕組みをどのようにつくるか
4.医工連携による医療機器開発のエコシステム
5.急増する出会いの場
6.医療現場の価値観の共有
7.医療ニーズの探索性
8.コアメンバー間の対話の重要性
9.医療ニーズの具体性と普遍性を高める工夫
10.事例による医学的意味の考察
11.まとめ
【第2部】 無理なく円滑に医工連携を進めるためのポイント
~臨床現場、医療機器メーカー、ものづくり企業の三位一体の連携づくり~
14:40~16:10
《趣旨》
今後の有望産業として期待されている医療機器産業。これから医療機器に取り組みたいと考えている企業の方々にとって、医療機器産業のマーケットの特殊性や医薬品医療機器等法による規制は、大きなハードルとして感じられるのではないでしょうか。こうしたハードルを円滑に超えていくために、医療機器メーカー、ものづくり企業、臨床現場、さらには行政機関の連携による「オープンイノベーション」の戦略が考えられます。
本セミナーでは、これから医療機器産業に参入しようとするものづくり企業の方々の目線から、医療機器メーカーや臨床現場との連携関係を構築していくためのポイントを紹介いたします。
【プログラム】
1.医工連携とは何か
2.医工連携を円滑に進めるための基本コンセプト
~臨床・製販・ものづくりの三位一体のオープンイノベーション~
3.医工連携による開発事例の紹介(3件程度)
4.オープンイノベーションのための効果的なマッチングについて
~医療分野で、自社の強みをどう伝えればよいか~
5.成果につながるフォローアップ(Webミーティングの活用)
質疑応答 16:10~16:30
キーワード 医療機器開発、医療ニーズ、開発戦略、研修、セミナー