超音波の計測応用からパワー応用まで〜これから超音波を使ってみたい技術者のために〜

超音波応用を半日速習! 超音波を用いた計測の基礎、
パワー超音波のための振動系や応用事例などをご紹介。


講師


東京工業大学 科学技術創成研究院 未来産業技術研究所 
教授 博士(工学) 中村 健太郎 先生

【専門】
超音波工学/超音波デバイス/パワー超音波/光・超音波センシング

【略歴】
平成4年3月 東京工業大学大学院 博士課程修了 博士(工学)
平成4年4月 東京工業大学精密工学研究所 助手
平成5年8月 東京工業大学総合理工学研究科 講師
平成8年4月 東京工業大学精密工学研究所 助教授
平成22年1月 東京工業大学精密工学研究所 教授
(平成27年4月より組織変更 科学技術創成研究院 教授)現在に至る

【本テーマ関連学協会での活動】
平成27年5月~29年5月 日本音響学会会長
2019年 第40回超音波の基礎と応用に関するシンポジウム 実行委員長


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


■ はじめに
 「聞くことを目的としない音」を利用するのが超音波技術です。超音波は電波や光が苦手な水中や固体中でよく伝わるので、水中計測や固体の非破壊検査で広い応用があります。他にも、空中超音波センサはロボットや自動運転応用でも需要が高まっています。一方、強力な空中超音波や水中、固体中での強力超音波には洗浄、機械加工、接合など多岐にわたる工業応用があります(パワー超音波技術)。計測応用でもパワー応用でも、超音波を発生・検出するトランスデューサがキーデバイスとなります。
 本セミナーでは、超音波の伝搬の性質、計測の基礎、強い超音波独特の作用を説明し、超音波トランスデューサの基礎を解説します。圧電超音波トランスデューサを中心にその構造、電気等価回路、特性評価法を解説します。また、パワー超音波のための振動系の原理と設計法について述べます。加えて、超音波振動系や音場の計測・評価手法についても説明します。

■ 受講対象
・これから超音波を使ってみようと考えている技術者
・超音波を使い始めたが、問題にぶつかっている方
・超音波音場や振動の評価法を知りたい方

■ 必要な予備知識
 電気回路の基礎(知っていればベター)

■ 本セミナーに参加して修得できること
 1.超音波の性質(気体中・液体中・固体中での振る舞い)
 2.超音波トランスデューサ(主に圧電トランスデューサ)の構造と特性
 3.超音波を用いた計測の基礎
 4.パワー超音波のための振動系や応用事例


セミナー内容


Ⅰ.超音波の性質
 1.超音波とは何か
 2.超音波の特徴
 3.超音波の応用分野

Ⅱ.超音波トランスデューサと計測応用
 1.圧電超音波トランスデューサの基本構造
 2.距離計測・流速計測
 3.空中超音波センサ
 4.横波や表面波の計測応用
 5.電磁超音波トランスデューサ

Ⅲ.パワー超音波振動系
 1.ランジュバン振動子
 2.各種ホーンと振動体
 3.超音波振動子の電気等価回路
 4.パワー超音波で起きる現象と応用
 5.非線形効果の応用(パラメトリックスピーカ)
 6.超音波モータと非接触搬送

Ⅳ.超音波振動の評価法
 1.超音波音場の測定法
 2.超音波振動の測定法
 3.超音波振動系の解析手法について