以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
高分子の結晶化,結晶高次構造の制御,分析解析,その応用
高分子結晶化の基礎と制御および分析技術
光学用透明樹脂の基礎と光学特性制御および高機能化
ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法
高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術
分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開
高分子材料の構造・物性とラマン・赤外分光法による評価【オンデマンド配信】
5G、6Gに向けたFPCへのLCPの適用技術と破砕型LCP微細繊維フィルムの開発
高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
開催日 |
10:30 ~ 16:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【江東区】江東区文化センター |
交通 | 【地下鉄】東陽町駅 |
高分子鎖変形で発生する特異な物性から、要求特性に応じた物性を発現させるための基本、物性測定法まで分かりやすく解説!
講師
東京理科大学 名誉教授 理学博士 伊藤 眞義 氏
趣旨
多数の屈曲性高分子鎖は伸長変形能を有する。これを利用した材料の一例がフィルムや繊維である。ここでは、高分子鎖変形で発生する特異な物性、変形方法、変形後の構造固定などについて物性との相関も含めて平易に解説する。さらに要求特性に応じた物性を発現させるための基本と物性測定法を概説する。
プログラム
1.高分子物質の特徴
1-1.高分子物質の変形
1-2.高分子鎖の変形
1-3.高分子鎖の運動と基本物性
1-4.高分子鎖の形を固定化する
1-5.固定化と物性の相関
1-6.分子鎖の形と物性の相関
2.分子鎖配向
2-1.分子鎖配向の重要性
2-2.分子鎖配向にともなう構造と物性の変化
2-3.分子鎖配向の表し方と測定法
3.構造制御
3-1.高分子鎖の引き伸ばしと配向
3-2.分子鎖の引き伸ばし比(延伸比)
3-3.巨視的延伸比
4.力学的高性能化をめざした構造制御
4-1.力学的高性能化とは
4-2.延伸加工の種類
4-3.延伸によって発生する分子鎖配向と構造変化
4-4.延伸条件の最適化とは
4-5.ブレンド効果
5.力学物性の評価と測定法
5-1.弾性率と強度測定における条件設定の違い
5-2.静的測定と動的測定の違い
6.力学的高性能化の限界
6-1.化学構造と延伸挙動の関係
6-2.分子量と物性の関係
6-3.高次構造制御の限界
6-4.超延伸の可能性について
7.将来展望とまとめ
キーワード 高分子、鎖、延伸、配向、構造、制御、研修、講義、情報、研究、開発、セミナー