<統計学における>検定の考え方・使い方【超入門】 〜データをどう解釈するか,どの検定法をどんな時に使うか〜

★データの妥当性について客観的に判断したいとお考えの方へ!  統計の専門家ではない立場から、習得にあたり理解に苦労すると思われる点などをふまえ、用語等の基本的な知識からわかりやすく解説します。


講師


京都大学 大学院工学研究科 助教 博士(工学)  内藤 豊裕 先生


受講料


1名41,040円(税込(消費税8%)、資料付)  


*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき30,240円      


*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。


セミナーポイント


 日常の業務において,実験で得られた数値や,他者から示されたデータの結果について,その妥当性を判断できず苦慮されている方も多いと思われます。また,高校の学習指導要領も文理共通の必修科目に“仮説検定”の追加が予定され,そろそろ統計の勉強を始めたいと考えている方もいるかと思います。
 しかし,統計学の教科書を読んでも難しく理解できない・または何となく理解できた気はするが実際にどう活用したら良いかわからないといった方も,また多いのではないでしょうか?
 私は,手元のデータを比較している際に,理論的にデータの意味を解釈するために,趣味で統計を勉強し始めました。
 本セミナーでは,統計の専門家ではない立場から,私が勉強している中で理解に苦労した点をふまえ,検定の概念や区間推定などについて初級者にも理解しやすい様,用語等の基本的な知識からわかりやすく解説します。みなさんが統計学の教科書を読む際に,理解の手助けとなるようなイメージを共有したいと思います。また,基本的な検定にExcelなどのソフトを使用した際に出力される結果の読み方についても説明します。

○受講対象:
 統計学を最近勉強し始めた方,忘れてしまって復習をしたい方,統計を勉強していて区間推定や仮説検定でつまずく方を対象としています。
 特に,
 ・実験データの誤差の取り扱い方を学びたい方
 ・示されたデータを客観的に判断・比較したい方
 ・統計的な考え方によって品質等を管理したい方

○受講後、習得できること:
 ・示されている誤差の意味を理解し,誤差について正しく表記できる
 ・基本的な検定の考え方について理解し,適切な検定を行える
 ・区間推定の考え方を習得する
 ・ソフトから出力された数値の意味を理解できる


セミナー内容


1.入門書でも出てくる数学のおさらい
 1)総和,確率の計算,組み合わせ問題,積分
 2)二項定理

2.記述統計学(手元のデータの特徴を理解する)
 1)基本の統計量(平均,分散,標準偏差)
 2)データをばらつかせる偶然誤差
 3)正規分布とその性質

3.区間推定の考え方・使い方(手元のデータからデータ全体の特徴を推測する)
 1)母集団と標本
 2)標本平均の分布(標本平均もばらつく)
 3) 信頼区間の導入(真値はどこにあるのか?)
 4)大数の法則(標本は多い方がいい)
 5)不偏分散の導入(標本の数が少ない場合の推定)
 6)“誤差”の定義

4.各種検定の考え方・使い方(手元のデータを基準や他のデータと比較し,有意差があるか判定する )
 1)身近な検定(検定では何をしているのか?)
 2)z 検定の考え方
  a)両側検定
  b)片側検定
 3)t 検定の考え方
 4)対応のある2群の比較
 5)対応のない2群の比較
  a)等分散を仮定する場合
  b)分散が等しくないと仮定する場合
 6)検定における注意点
  a)検定における過誤(検定だって間違える)
   ・検出限界に関する2種類の考え方
  b)多重性の問題(検定の繰り返しはいけません)
   ・多重比較法の紹介
  c)5%は低い確率か?
 7)χ2検定
 8)F検定
 9)一元配置分散分析

  <質疑応答>


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


12:30

受講料

41,040円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

東京都

MAP

【江戸川区】タワーホール船堀

【地下鉄】船堀駅

主催者

キーワード

検定・推定

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