―ぬれ性制御技術の最前線―超撥水・撥油/超親水/高滑液性表面創製技術

ぬれ性の理論、評価法について正しい理解を深める
ぬれ性制御技術各種の長所短所と国内外の最新研究動向


単分子膜、ゲル、ポリマーブラシ、ハイブリッド皮膜など、
演者が取り組む実用的な表面設計技術などを解説!

【開催日・会場が変更になりましたのでご確認ください】

セミナー講師

(国研)産業技術総合研究所 構造材料研究部門 材料表界面グループ
研究グループ長 博士(工学) 穂積 篤 氏

略歴
平成11年4月1日 工業技術院名古屋工業技術研究所入省
平成18年4月1日〜平成19年3月31日 経済産業省製造産業局非鉄金属課
ナノテクノロジー・材料戦略室勤務 産業技術企画調査員 
平成19年 客員研究員, University of Bristol(英国)
平成19年〜 客員教授, University of Massachusetts Amherst(米国)
平成27年4月1日〜 現職
専門
表面化学、材料プロセス工学、薄膜工学 
所属学会
アメリカ化学会、アメリカ接着学会、表面技術協会、高分子学会、日本化学会

セミナー受講料

49,500円( S&T会員受講料46,970円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。
詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

セミナー趣旨

 本セミナーでは、撥水(油)性、親水(油)性といった固体表面の“ぬれ性”をいかに制御し、正しく評価するかについての基礎知識の修得を目指すとともに、これまでに報告されている各種技術の長所・短所、国内外の最新の研究開発動向を紹介しながら、演者らが取り組んでいる実用的なぬれ性制御技術について、その設計指針と得られる機能について実例(単分子膜、ゲル、ポリマーブラシ、ハイブリッド皮膜等)を挙げながら分かりやすく詳細に解説する。

セミナープログラム

1.濡れの基礎
 1.1 Youngの式
 1.2 表面張力の定義
 1.3 表面自由エネルギー
 1.4 Cassieの式(凹凸表面におけるぬれ)
 1.5 Wenzelの式(複合表面におけるぬれ)
 1.6 CassieとWenzelの式は本当に正しいのか?
 1.7 既存理論を否定する研究事例
 1.8 3相接触線の重要性
 1.9 これまでのぬれ性評価
 1.10 静的接触角

2. 動的ぬれ性
 2.1 動的ぬれ性とは?
 2.2 動的ぬれ性制御の重要性
 2.3 動的接触角
 2.4 動的接触角の測定方法
 2.5 接触角ヒステリシス
 2.6 自然界における高/低接触角ヒステリシス表面
 2.7 接触角ヒステリシス制御に関する過去の研究
 2.8 接触角ヒステリシスを抑制するためのコンセプト
 2.9 接触角ヒステリシスと滑落性の関係
 2.10 低接触角ヒステリシス表面の応用例

3.撥水/撥油処理の研究開発動向
 3.1 超撥水/撥油性を得るための指針
 3.2 これまでの超撥水/撥油性表面の問題点・課題
 3.3 最近の超撥水/撥油性の定義
 3.4 最新の撥水/撥油処理の研究開発動向
 3.5 滑落性に優れた撥水/撥油処理
     1) 自己組織化単分子膜
     2) 有機—無機ハイブリッド皮膜
     3) 耐熱性に優れた撥油性皮膜
     4) 難付着性ゲル
     5) 自己修復する超撥水材料

4.親水処理の研究開発動向
 4.1 超親水性/親水性を得るための指針
 4.2 これまでの超親水性/親水性表面の問題
 4.3 最新の超親水性/親水処理の研究開発動向 
 4.4 自己修復機能のある多機能防曇皮膜
 4.5 滑水性に優れた親水性表面
       
5.現状の課題と最近のトピックス
6.まとめ

  □質疑応答・名刺交換□