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高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向【大阪開催】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂技術 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】大阪産業創造館 |
交通 | 【地下鉄】堺筋本町駅 |
経験豊富な講師が各種難燃剤の考察から規制の動向まで、ビデオ映像も交えて分かりやすくご説明いたします!
受講料
R&D会員登録していただいた場合、通常1名様申込で49,980円(税込)から
★1名様申込の場合、47,250円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,980円(2人目無料)です。
学校関係者価格は、企業に在籍されている研究員の方には適用されません。
講師
京都工芸繊維大学 伝統みらい教育センター 特任教授 Ph.D 大越 雅之 氏
趣旨
初級から中級者向けの内容です。トピックスとして、臭素系難燃剤/助剤の規制動向にも触れます。
1、高分子材料の難燃化について、①難燃剤毎の難燃機構、②先端分野でナノを用いた難燃化の実際、③不燃化機構(建材、燃料電池材料等)をベースに解説します。
2、評価とその規制では、①難燃材料の評価方法(UL改正最新動向及び用途での評価方法、車載材料、繊維、電気・電子材料等)、②難燃性の定量化(UL難燃性の定量化について)、③規制(RoHS~Epeatまで)、④難燃材料の開発動向について解説します。
分かり易く、ビデオ映像も交えて、及びユーモアも交えて、ご説明したいと考えております。
プログラム
1.高分子難燃及び不燃化の基礎
1-1.はじめに
1-1-1.難燃材料とは
1-1-2.難燃機構と技術概要
1-2.臭素系難燃剤難燃機構の考察
1-2-1.熱分解とそのタイミング
1-2-2.分解物とその作用
1-2-3.ラジカルトラップとチャー形成における考察
1-3.リン系難燃剤難燃機構の考察
1-3-1.ベース樹脂の性質
1-3-2.リン系難燃剤の分解とその難燃性
1-3-3.リン系難燃剤の注意点
1-4.ナノ系難燃剤難燃機構の考察
1-4-1.ナノ系難燃剤の概念
1-4-2.その実例と難燃性
1-5.不燃化の考察
1-5-1.難燃樹脂の不燃性
1-5-2.液体不燃化に関する考察
2.難燃性の評価とその規制
2-1.樹脂材料の難燃試験
2-1-1.UL-94(5V改正状況)
2-1-2.限界酸素指数
2-1-3.コーンカロリメータ
2-1-4.新UL試験の実施例
2-1-5.その他の試験方法(発煙量、電線ケーブル試験、車両試験等)
2-2.難燃性の定量化
2-3.難燃樹脂の法的規制動向
2-3-1.RoHs
2-3-2.WEEE
2-3-3.Rearch
2-3-4.EPEAT
2-3-5.特化物指定の三酸化アンチモン動向
2-3-6.その他の規制
2-4.難燃樹脂材料の動向
2-4-1.ハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
2-4-2.ノンハロゲン難燃樹脂の課題と開発動向
a)リン系難燃剤の開発動向
b)リン系難燃剤以外の難燃樹脂の課題と開発動向
2-4-3.バイオマス材料の難燃化
2-4-4.電池材料の難燃化
2-5 難燃剤のみらい
2-6 特許動向
【質疑応答・名刺交換】