以下の類似セミナーへのお申込みをご検討ください。
高分子材料のトライボロジー:トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで
ゴム・高分子材料のトライボロジー特性と接触面の観察および評価方法
実務で役立つトライボロジーの基礎
トライボロジーの基礎、メカニズムと表面分析
高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計
高分子絶縁材料の劣化メカニズムと部分放電計測ならびに寿命評価
光学用透明樹脂の基礎と光学特性制御および高機能化
高分子の結晶化,結晶高次構造の制御,分析解析,その応用
高分子の摩擦摩耗メカニズムとその制御、特性評価
開催日 |
10:00 ~ 16:45 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 機械材料 機械技術一般 高分子・樹脂材料 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】技術情報協会セミナールーム |
交通 | 【JR・地下鉄】五反田駅 【東急】大崎広小路駅 |
摺動部品の低摩擦、コーティングの耐摩耗、ローラーのすべり防止
高分子材料を用いて従来材料と同じく、遜色ない摩擦、
摩耗特性を実現するには?
セミナー講師
1.東京理科大学 工学部 機械工学科 教授、トライボロジーセンター長 佐々木 信也 氏
2.工学院大学 工学部 機械工学科 教授 西谷 要介 氏
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税抜、昼食・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき50,000円〕
セミナープログラム
【10:00-12:30】
1.トライボロジーの基礎と高分子材料での考え方
東京理科大学 佐々木 信也 氏
【習得できる知識】
高分子材料を摺動部材に利用する際の、材料選択、材料設計、構造設計、 信頼性および注意すべき点に関する基礎的な知識
【講座の趣旨】
摺動部品にはすでに多くの高分子材料が利用されているが、今後も金属、無機 無機材料からの転換が益々進むと考えられる。一方で、高分子材料の摩擦・摩耗特性については、金属等の材料特性とは異なる点も多く、その材料選択や設計に際しては注意すべき点も多い。
1.トライボロジーの基礎
1-1 トライボロジーとは
1-2 固体表面と接触
1-3 摩擦のメカニズム
1-4 潤滑のメカニズム
1-5 摩耗のメカニズム
1-6 潤滑剤
2.高分子材料のトライボロジー
2-1 摺動部材用高分子材料
2-2 高分子のトライボロジーの特徴
2-3 表面物性評価方法
2-4 摩擦・摩耗特性評価方法
2-5 設計上の注意点
【質疑応答】
【13:30-16:45】
2.高分子材料の摩擦・摩耗のメカニズムと制御
工学院大学 西谷 要介 氏
【習得できる知識】
高分子材料のトライボロジー,高分子材料のトライボロジー的性質の改質法,ポリマーアロイ・ブレンド・複合材料の基礎
【講座の趣旨】
プラスチック・ゴムをはじめとした高分子材料のトライボロジー特性を制御する方法として,ポリマーアロイ・ポリマーブレンド・複合材料の技術を用いた改質法を中心に説明致します
1.高分子材料の基礎
1-1 高分子材料について
1-2 高分子材料の特徴
1-3 高分子材料の性質
1-3-1 高分子の三態
1-3-2 TgとTm
1-3-3 粘弾性
1-3-4 各種材料 (金属など) との比較
2.高分子材料のトライボロジー
2-1 高分子材料の摩擦
2-1-1 高分子材料の摩擦メカニズム
2-1-2 高分子材料の摩擦特性
2-2 高分子材料の摩耗
2-2-1 高分子材料の摩耗メカニズム
2-2-2 高分子材料の摩耗特性
2-3 限界pv値
3.高分子材料のトライボロジー制御法
4.ポリマーアロイ・ブレンド化によるトライボロジー制御
4-1 ポリマーアロイ・ブレンドについて
4-2 モルフォロジー制御
4-3 ポリマーアロイ・ブレンド化によるトライボロジー制御例
4-4 ポリマーアロイ・ブレンドの材料設計ポイント
5.複合化による制御
5-1 高分子複合材料について
5-2 高分子トライボマテリアルに用いる充填材
5-3 複合化によるトライボロジー制御例
5-4 高分子複合材料の材料設計ポイント
6.多成分系複合材料による制御
6-1 多成分系複合材料について
6-2 多成分系複合材料化によるトライボロジー制御例
6-3 成形加工の影響
7.高分子トライボロジー制御のまとめ
【質疑応答】