生産技術部管理者が知っておかねばならない自動化の重要点(東京)
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 生産工学 IoT |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
工場・生産ライン・設備の自動化の計画から量産開始まで
インダストリー4.0(ソサイアティ5.0)にどう向き合うか、
IoTを活用して他社との差別化をどう図っていくかを、
実例を交えて指導!
※ 大阪でも同じセミナーを受講できます。【7月26日開催】
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/8714
講師
東海大学 工学部 機械工学科 教授 村山 省己 氏
【講師紹介】
(株)日立製作所 工機部長,日立オートモティブシステムズ(株) 投資計画部長を歴任し,
2016年より現職。
NC工作機械・自動車部品生産設備の設計開発に従事し,数々の設備設計に携わる。
国家技能検定試験「機械・プラント製図」検定委員に長年携わり首席検定委員を経験。
国内・海外向け自動化ライン等,投資の最適化について幅広い生産技術の知見を有する。
日立総合技術研修所の講師並びに各社中堅技術者教育セミナーの講師として活躍。
自動車技術会,日本設計工業会,日本機械学会,精密工学会に所属。
■ 書籍発行
「国内・海外生産の品質安定化を実現するグローバル自動化ラインの基礎知識
[加工・組立ライン編]」日刊工業新聞社発行(2018.1月)
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます。)
受講のおすすめ
工場における生産ラインの自動化を進めるには,自動化の知識と自動化技術の課題解決が必要です。そのためにはまず,現状の生産方式における作業の無駄を排除し,徹底した作業のスリム化を図ることが自動化を進める上で成功のカギになります。その上で,自動化を進めるにあたっての自動化レベルを認識し,自動化のための技術課題を明確に計画的な課題解決に取り組んでいかなければなりません。
本講座は,工場における生産ラインの自動化レベルの定義を明確にし,自動化のプロセスや手法について実例を交えて詳しく説明いたします。多くの企業が抱えている自動化に対する不安や課題をユーザー目線に立って経験と実例を交えて具体的に解決していく講座です。
生産技術部管理者が知っておかねばならない重要点を指導いたします。
【受講で得られる知識】
・生産性を上げるために必要な設備改善・作業改善・レイアウト改善の考え方を習得できる
・生産ラインの自動化レベルの定義と考え方について実例から習得できる
・工場の自動化に必要な品質の考え方や信頼性を上げていくための方法について習得できる
・センシング技術やモニタリング技術とIoTの活用について最先端技術を習得できる
・投資の適正化や投資の判定基準,投資の効果刈り取り方法について習得できる
セミナープログラム
- 1.生産方式の基本と工場の改善
- 1)2本の柱
- 2)ジャストインタイム
- 3)自働化
- 4)作業標準と作業改善
- 5)段取り改善
- 6)設備改善
- 7)レイアウト改善
- 8)ムダの気づきと現場改善
2.生産性向上の課題と対策- 1)生産性の課題
- 2)グローバル化の現状
- 3)生産ラインの構築に向けて
- 4)グローバルに対応する生産ラインのあるべき姿
- 5)これからの自動化ライン構築に必要な要件
3.生産ラインの自動化レベルの定義- 1)自動化レベルの定義
- 2)自動化ライン構築のポイント
- 3)加工工程の自動化レベル
- 4)組立工程の自動化レベル
4.自動化ライン構築に必要な技術- 1)グローバル標準ラインと自己完結型設備
- 2)グローバル・ワンデザインについて
- 3)グローバル標準設備とシリーズ化
- 4)自動化ラインに必要な生産技術力
5.インダストリー4.0に対応した自動化システム- 1)何のためのインダストリー4.0か
- 2)IoTシステム体系と生産ラインの設計
- 3)生産ラインにおけるIoT活用事例
- 4)IoTを活用した先進的モノづくり
6.工程計画プロセス・・・品質機能展開〜工程計画DR- 1)「品質管理項目」と「管理値」
- 2)「管理工程図」で人と機械の作業区分
- 3)「工程設計DR」で生産性を評価
7.投資計画プロセス・・・設備仕様書〜投資計画の認可- 1)「自動化レベル」と「IoTシステム化」
- 2)「投資計画」の準備と提案
- 3)「投資計画」の評価と認可
8.量産準備プロセス・・・設備設計DR〜投資効果の検証- 1)「設備発注」と「設備設計DR」
- 2)「設備検収」及び「安全立ち合い検査」
- 3)「量産開始」と「投資効果」の検証
◎ 質疑応答