不織布の技術~各種製法の理解から特性、市場動向、ナノファイバー不織布まで~

毎回大好評の不織布講座
不織布技術から物性測定、市場動向まで基礎と実務をしっかり理解
全製造法のサンプルもご自身の目でご覧いただけます!


最新の国内外動向など最新技術を踏まえて開講!

セミナー講師

Ueno技術事務所  所長  上野 郁雄 先生

略歴
 旭化成株式会社に入社後、繊維関連の研究開発に従事。その後、旭化成せんい株式会社の研究開発を所管した後、旭化成せんいを退職。現在は、Ueno技術事務所を立ち上げ所長を務める。
 研究開発では、特に不織布関連技術を長年実施し、フラッシュ紡糸法、スパンボンド法、メルトブロウン法他全ての製法、用途に精通。

セミナー受講料

1名49,500円(税込(消費税10%)、資料・昼食付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき38,500円
 *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

セミナー趣旨

不織布の市場拡大のため市場の要求機能性に適合した商品開発が必要である。開発の必須要件として各種製法不織布の性能・機能の違いを把握した上で機能性不織布の開発方向性、市場の動向と機能性発現事例について述べる 。 特にライフサイエンス、情報、電子材料分野等新規先端技術分野へ参入が期待できる各種ナノファイバー不織布の製造方法・特性について詳述する。また、全製造法及び用途例の不織布サンプルをセミナー内で展示する。

受講対象・レベル

不織布製造業、不織布コンバーター、不織布製品加工業、不織布最終製品製造業、ナノファイバー不織布を利用した商品開発を課題に持つ方など

習得できる知識

・日本、世界の不織布産業の領域別動向予測
 不織布全体、工業用不織布、スパンボンド法不織布領域単位について生産量、用途、製法、原材料別の特徴
・代表的不織布の製造方法と特性
・ナノファイバー不織布の製法と特性詳細比較
・不織布の機能性発現方法 『原料、紡糸技術、プロセス、複合、後加工』特に『表面微細高機能化技術』による先端分野適合特性の付与
・新規不織布用途開発の指針
*全製法の不織布サンプル、用途サンプル現物品が確認できます。

セミナープログラム

Ⅰ.不織布の製造法、用途分類から見た最近の動向

1.世界、日本の不織布メーカーの狙う方向性
   a.世界(地域別)、日本の不織布の動向と2020年予測 (生産量、用途、製法、貿易)
   b.世界の工業用不織布の動向と2020年予測 (生産量、用途、製法、原材料)
   c.世界のスパンボンド不織布の動向と2022年予測(生産量、用途、素材、原材料)
   d.海外研究機関の狙う用途分野開発事例(EU等)

2.代表的な不織布の製造方法と用途
   a.紡糸直結型:スパンボンド式、メルトブロウン式、フラッシュ紡糸式、
    湿式紡糸式、トウ開繊式
   b.短繊維不織布:乾式、湿式
   c.ウェブのボンディング方式
   d.不織布製造方法別の特性と用途
   e.各種不織布の位置付け

3.全ナノファイバー不織布の製法と技術ポイント
  ・各ナノファイバー不織布の現状実力と限界

4.不織布の用途に必要な性能測定方法
  柔軟性・剛性、親水性、フィルター特性、難燃性、電気特性
  *衛生材料不織布要求性能特性の詳細

5. 最近の新規不織布製造技術動向
   a.各種ナノファイバー不織布技術詳細と今後の動向
   b.ニードルパンチ、スパンレース製法における新技術 
   c.新規用途別、機能加工技術動向
    *新規衛生材料素材加工技術

 

Ⅱ.不織布「機能性商品の開発方法と実例」

1.機能性不織布の方向性
   a.製造工程における機能化要素
   b.機能性発現の技術視点 
 
2.不織布の機能性発現技術と実用商品化例
   a.機能性原料、添加剤活用 
    ・高性能エンジニアリングプラスチック、ポリマーアロイ、添加剤ブレンド
   b.差別化紡糸技術開発
    例:二成分紡糸、ナノファイバー紡糸(メルトブロウン、エレクトロスピニング、フォーススピニング、セルロースナノファイバー)
   c.複合(素材、プロセス)
    例:各社複合不織布、伸縮性不織布、スパンボンドスパンレース、多機能複合装置
   d.後加工技術(プロセス、表面機能加工処理)
    ・後加工技術による機能化例
     柔軟加工、不織布/フィルムへの穴開け加工による透水性/通気性コントロール)
    ・表面微細高機能化技術(化学的処理、物理的処理、他表面薄膜形成技術)
     技術詳細、応用事例解説
    ・伸縮性不織布 

3.市販不織布の機能化実例 
   a.ナノファイバー不織布の新規フィルター用途
   b.機能性不織布開発の視点と実例
      極細、複合化、嵩高、異型繊維、成型、後加工技術の応用事例
      例:一般資材(吸音材,空調フィルター,工業資材,マスク生活資材)、メディカル分野(先端医療デバイス)、電子材料分野

<質疑応答>