【会場】企業活動におけるインテグリティを考える ~コンプライアンス・アプローチの機能と限界~
セミナー趣旨
「ビジネスと人権」、AI倫理、各種不祥事事案における問題点など、企業を取り巻く各種の問題に対峙するためには、国家制定法(ハードロー)の適合を中心とした、いわゆるコンプライアンス・アプローチだけでは必ずしも十分ではないのではないか?という問題意識に基づき、「インテグリティ」をキーワードとして、企業が、法令の適用のみでは判断できないような事案にどう向き合うかについて、哲学、行動経済学(行動倫理学)、組織文化論等、多角的な切り口から分析する。
これにより、企業が限られたリソースをより有効に配分し、「インテグリティ」ある企業行動を実践するための視座、アプローチ方法を提供することを目的とする。
受講対象・レベル
コンプライアンス部門、法務部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.コンプライアンス・アプローチの機能と限界
・規範としての限界と規範そのものの限界
・コンプライアンスとインテグリティ
・「人」の問題と「組織」の問題
2.インテグリティの実質:「正しさ」とは何か
・企業と倫理的価値判断
・「正しさ」を巡る階層構造(メタ倫理、哲学、原則主義と法)とその概要
3.インテグリティと「人」
・「個人」に問題があるというモデルの限界
・不正は「悪人」ではなく、普通の人によってなされている
・倫理の死角:行動倫理学から考える
・ナッジのコンプライアンスへの応用可能性
4.インテグリティと「組織」
・組織はいかに間違うか(組織防衛、逸脱の常態化等)
・組織文化と沈黙・心理的安全性
5.インテグリティの実践に向けて
・組織における対応(自己理解、アンラーニング、エンゲージメント等)
・人としての対応(リーダーシップ、コミュニケーション等)
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。講義中のPCのご利用はお控えください。
セミナー講師
西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 パートナー弁護士 ヤンゴン事務所代表
湯川雄介 氏
1998年慶應義塾大学法学部法律学科卒業、2000年弁護士登録。2007年スタンフォード大学ロースクール卒業(LL.M.)。
2007年から2008年にかけてシリコンバレーのフェンウィック・アンド・ウエスト法律事務所及びニューヨークのクリアリー・ゴットリーブ・スティーン・アンド・ハミルトン法律事務所にて執務。
コーポレート・M&A、事業再生など多岐にわたる業務を経た後、2013年よりミャンマーのヤンゴンの事務所の立ち上げ・同代表就任。現在に至るまで、数多くの日本企業のミャンマー進出・撤退支援に従事するほか、同国の法整備支援活動にも関与するなど、ミャンマー法務の第一人者。
近時は、「ビジネスと人権」の分野に先駆的に取り組み、人権デュー・ディリジェンス、有事対応をはじめとする多くの案件に関与。慶應義塾大学法学部法務研究科及び学習院大学国際社会科学部にて当該科目を担当。日本弁護士連合会国際人権問題委員会委員・事務局次長、IBA Business Human Rights Committee Officerなども務める。
セミナー受講料
1名につき
会員 27,500円(本体 25,000円) 一般 29,700円(本体 27,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
主催者
開催場所
東京都
受講について
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。