晶析・結晶化プロセスの基礎と粒子設計の実践戦略

~固液分離・濾過乾燥工程を見据えた結晶粒子特性の作り込みとトラブル対策~

■分離・精製などのプロセスにおける再沈・再結晶や晶析操作のトラブル解決に必要となる基礎知識から、 固液分離・濾過・乾燥といった後工程への影響や扱いやすい粒子設計について、そしてスケールアップや連続フロー製造までを分かりやすく解説します。

「DSCデータ」「XRDデータ」の活用法や、貧(非)溶媒添加晶析での操作戦略、撹拌回転数の設定法の具体的な戦略など、現場で役立つ実践的な知識を提供します。
沈殿や析出など、結晶化現象に関わるポイントを取り扱いますので、種々の分野で結晶化に関連するプロセスに携わる方の、トラブル解決にお役立ていただけます。

【キーワード】
再沈・再結晶 / 晶析 / 結晶化 / 固液分離・濾過乾燥 / 粒子製造 / 純度 / 結晶多形 / 結晶形態 /オイルアウト / 貧溶媒晶析 / DSC、XRD / 連続フロー製造

 

日時

【ライブ配信】 2026年6月26日(金)  10:30~16:30
【アーカイブ配信】 2026年7月13日(月)  まで受付[視聴期間:7月13日(月)~7月27日(月)]
  受講可能な形式:【ライブ配信(アーカイブ配信付)】or【アーカイブ配信】のみ

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    化成品製造時には、分離精製や粒子群製造の目的で「再沈」や「再結晶」と呼ばれる操作が行われています。それらの操作は、精密化成品や医薬品のみならず、機能性材料や電池材料など多岐にわたって必要とされています。ところが、その操作の少しの違いが、結晶粒子群の特性や生産性に大きな影響を与えることがあります。例えば、純度、分布、外形、構造(結晶形)に関わる問題です。これらの特性を作り込むプロセス技術が「晶析操作」です。

    本セミナーでは、「再沈」「再結晶」と「晶析操作」との違いにふれながら、どういう操作で結晶粒子群の特性を改善できるのか、そしてその操作の本質が何であるかを解説します。さらに本セミナーでは、晶析で設計された結晶粒子群特性が、その後の『固液分離・濾過・乾燥工程』にどのような影響を及ぼすのかに着目し、プロセス全体を見据えた結晶粒子群設計の重要性について解説します。そして“固液分離しやすく、扱いやすい粒子群”をいかに設計するかという観点から、過飽和操作や晶析レシピの考え方を説明します。
    普段合成を専門に研究している研究技術者には結晶化を使った精製操作の“コツ”について、そして普段から晶析技術に関わっている研究技術者には、より高度な結晶品質制御と粒子設計の“戦略”について伝授します。

    セミナープログラム

    1.再沈・再結晶と晶析操作との接点
     -現場で遭遇するトラブル-
     1.1 結晶粒子群の特性に関するトラブル事例
     1.2 有機合成と晶析操作との接点
     1.3 固液分離や濾過乾燥との接点
     1.4 晶析操作の目的と原理
     1.5 連続フロー製造が注目されるには理由がある
     
    2.再沈・再結晶での結晶化の解析とその速度論
     -現場で起きている結晶化トラブルを解決するための基礎的考察-
     2.1 再沈での結晶成長
     2.2 結晶化の推進力と固液平衡
     2.3 核発生と成長速度論
     2.4 結晶粒子群特性
     2.5 固液分離や濾過乾燥を見据えた粒子群特性
     2.6 事例と演習で理解する結晶化現象の制御法
     
    3.結晶化現象のメカニズムとその制御
     -再沈・再結晶での結晶品質の精密制御アプローチを理解する-
     3.1 粒子群特性に関するトラブル事例
     3.2 なぜ結晶粒子群の特性が安定しないのか(結晶多形変化)
     3.3 なぜ固液分離に時間が掛かってしまうのか(結晶形態変化)
     3.4 粒径分布の違いによる後工程への負荷
     3.5 なぜ結晶純度が安定しないのか(母液の含有)
     3.6 オイルアウト現象のメカニズムとその回避法
     3.7 結晶粒子群の連続フロー製造
     3.8 現場で役立つ測定データ(DSCやXRD)の読み取り方
     3.9 演習で理解する結晶品質の制御
     
    4.晶析操作の設計と粒子群特性のつくり込み
     -結晶粒子群特性を作り込むための具体的戦略を理解する-
     4.1 晶析操作設計の留意点(冷却晶析法)
     4.2 貧(非)溶媒添加晶析での操作戦略
     4.3 反応を伴う晶析操作の実際(電池材料や医薬品)
     4.4 晶析と撹拌との関係(撹拌回転数の設定法)
     4.5 スケールアップの留意事項
     4.6 連続フロー晶析に関わる最近のトレンド
     
    5.最新トピックス紹介
     -晶析に関する国際トレンドを探る-
     5.1 回分から連続フロー製造へのパラダイムシフトの本質
     5.2 オンラインセンサー(FT-IR、ラマン)の最先端利用技術
     
    6. まとめ

      □質疑応答□

    セミナー講師

    東京農工大学大学院 工学研究院 応用化学部門 教授 博士(工学)​ 滝山 博志 氏

    専門
    結晶化工学(晶析), プロセスシステム工学

    略歴
    1992年 東京工業大学総合理工学研究科修了
    2002年 東京農工大学工学部化学システム工学科助教授
    2011年 東京農工大学大学院工学研究院教授
    2011年~EFCE Working Party on Crystallization Guest Member
    2015~2019 化学工学会・材料界面部会・晶析技術分科会代表
    2024年~ 分離技術会会長
    2025年~ 日本海水学会会長

    受賞
    2008 日本海水学会技術賞(晶析装置のモデル化および制御に関する研究)
    2013 化学工学会論文審査貢献賞
    2018 平成30年度 学長賞(農工融合発表論文部門)
    2020 分離技術会功労賞 

    セミナー受講料

    55,000円 

    定価:本体50,000円+税5,000円
    E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
    1名分無料適用条件
    ※2名様ともE-Mail案内登録が必須です。
     2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
    ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
    ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
    ※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
    ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
     (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
    ※他の割引は併用できません。
    2名で55,000円 (2名ともE-Mail案内登録必須​/1名あたり定価半額の27,500円)

     テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】
     受講料 44,000円(E-Mail案内登録価格 42,020円)

     定価:本体40,000円+税4,000円
     E-Mail案内登録価格:本体38,200円+税3,820円
      ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
      ※他の割引は併用できません。

    主催者

    開催場所

    全国

    備考

    配布資料
    PDFテキスト(印刷可・編集不可)
    ※開催2日前を目安に、弊社HPのマイページよりダウンロード可となります。
    ※アーカイブ配信受講の場合は、配信日よりダウンロード可。

    オンライン配信
    ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
    アーカイブ配信 受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)


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    開催日時


    10:30

    受講料

    55,000円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

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