(株)INPEXによる「長岡メタネーション実証事業」 その最新動向、課題と今後の展開について
本格稼働を踏まえた現状と社会実装に向けた方向性
セミナー趣旨
CO₂-メタネーション技術による合成メタン(e-methane)の最大の利点は、天然ガスや都市ガスの「はこぶ」、「ためる」、「つかう」といった既存ガスインフラの全てにおいて、大きな追加・変更を伴わずに、カーボンリサイクルや低炭素化が可能となることである。
INPEXでは、2013年から社内で事業可能性検討を始め、2016年度からはNEDOの委託事業として合成メタンを生産するCO₂-メタネーション技術の可能性調査や基盤技術開発を実施している。2021年度からはNEDOの補助事業として世界最大級となる400 Nm³-CO₂/hの実用化技術開発を実施しており、2025年度中に試験設備の実証運転を通した合成メタンの導管注入に成功する等、試験設備の稼働が本格化している。
本講演ではINPEXの2050ネットゼロへの取り組みや、最新の試験設備の状況を含む、NEDO事業の2025年度成果等について詳説する。
セミナープログラム
1. INPEXの2050ネットゼロへの取り組み
(1) INPEX Vision@2035について
(2) 2035年にありたい姿について
(3) 低炭素ソリューション事業本部の取り組みについて
(4) CO₂-メタネーションの位置付けについて
2. CO₂-メタネーションに係る政策動向
(1) METI-メタネーション推進官民協議会おける議論について
(2) METI-ガス事業環境整備WG等における議論について
(3) MOEJ-SHK制度算定方法検討会等における議論について
(4) その他内外の政策動向について
3. CO₂-メタネーションの課題
(1) 平衡反応について
(2) 最適反応器と規模について
(3) コスト及びLCA(CI値)の試算値について
4. 400 Nm³-CO₂/hのNEDO-実用化技術開発事業における2025年度成果
(1) 事業概要について
(2) 反応シミュレーション技術開発について
(3) 反応プロセス技術開発について
(4) スケールアップ等適用性検討について
5. 今後の事業化展望、課題
6. 関連質疑応答
7. 名刺交換・交流会
通常はお会いすることの難しい講師との直接対話や質疑応答に加え、業種・業界の枠を超えた受講者同士のネットワーキングから、実務に活きる情報や新たな連携のきっかけを得られる、JPIセミナーならではの貴重な機会です。
セミナー講師
株式会社INPEX
低炭素ソリューション事業本部 技術推進ユニット
プロジェクトジェネラルマネージャー 博士(工学)
若山 樹 氏
1994年3月 日本大学大学院・生産工学研究科・博士前期課程・工業化学専攻 修了
1994年4月 日本大学・生産工学部・工業化学科
1996年4月 (株)クボタ・基盤技術研究所
1996年4月 (公財)地球環境産業技術研究機構・NEDO/MITI-CO2固定化等PJ
1999年4月 通商産業省・工業技術院・生命工学工業技術研究所
2000年3月 熊本工業大学工学部応用微生物工学科論文博士審査修了 博士(工学)
2005年4月 (株)KRIコンサルティング本部
2010年4月 国際石油開発帝石(株)・経営企画本部・事業企画ユニット
2018年4月 国際石油開発帝石(株)・再生可能エネルギー・電力事業本部・事業企画ユニット
(株)INPEX・水素・CCUS事業開発本部を経て、
2026年4月 (株)INPEX・低炭素ソリューション事業本部・技術推進ユニット プロジェクトジェネラルマネージャー 現職
セミナー受講料
1名:37,760円(税込) 2名以降:32,760円(税込/同一法人・同時申込)
※地方公共団体所属の方は、2名まで11,000円(税込/会場・ライブ配信限定・同一受講形態)
※割引適用後の受講料は請求書にてご案内いたします。
主催者
開催場所
東京都
受講について
● 会場受講(アーカイブ配信は含まれません)
● ライブ配信受講(アーカイブ配信は含まれません)
● アーカイブ配信受講
※会場受講・ライブ配信受講の方は、特別料金 18,500円(税込)にてアーカイブ配信を追加いただけます。