拡大する電池リサイクルに不可欠な解体・前処理工程の実務と課題

ダイレクトリサイクル 再生材利用 循環バリューチェーン

~前処理の高度化と易解体設計の在り方~

開催日時 2026年03月04日(水)  13:30 - 15:30

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    リチウムイオン電池の循環利用が拡大する一方、廃棄・保管・輸送段階での火災事故が増加している。本講演では、リチウムイオン電池リサイクルの実務プロセス、とりわけ解体・前処理工程に焦点を当て、その要点と課題を整理する。加えて、電気パルス法や加熱制御による選択的分離など、より低環境負荷かつ高精度な前処理技術の研究成果を紹介し、資源効率向上や再生材品質改善に資する具体的アプローチを示す。さらに、産官学連携による循環バリューチェーン構築の最新動向を概観し、安全で持続可能なリサイクル体制の実現に向けた方向性を議論する。

    セミナープログラム

    1. リチウムイオン電池リサイクルを取り巻く環境
     (1) サーキュラーエコノミーと資源制約
     (2) EU規制・再生材需要の高まり
     (3) 分離技術への要求と研究ギャップ

    2. 現状の前処理プロセスと課題
     (1) 破砕・手解体の限界
     (2) 粉砕技術の種類と課題
     (3) LiB破砕粉砕における事故リスク

    3. 新規分離技術:電気パルス法を中心に
     (1) 電気パルス解体の原理
     (2) 正極材の選択的剥離
     (3) 太陽光パネル・接着体への応用

    4. LIB前処理における熱処理・粉体プロセス
     (1) 熱分解挙動と共存物質
     (2) 加熱制御+特殊粉砕による高効率化
     (3) Al箔とブラックマスの分離問題

    5. 資源循環バリューチェーン構築に向けて
     (1) ダイレクトリサイクルと元素回収
     (2) 東京都大学研究者提案制度での取り組み
     (3) CVC(循環バリューチェーンコンソーシアム)の展開

    セミナー講師

    早稲田大学 理工学術院
    創造理工学部長・創造理工学研究科長 環境資源工学科 教授 博士(工学)
    東京大学大学院 工学系研究科 システム創成学専攻 教授
    所 千晴 氏

    1998年 早稲田大学理工学部資源工学科 卒業
    2003年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了後、早稲田大学理工学部助手、早稲田大学理工学術院専任講師、准教授を経て、2015年より早稲田大学理工学術院教授(現職)。
    2016年11月より東京大学生産技術研究所特任教授(兼任・現職)。
    2021年より、クロスアポイントメントにて東京大学大学院工学系研究科教授(現職)。
    2022年より循環バリューチェーンコンソーシアム会長(兼担)。
    2024年9月より理工学術院創造理工学部学部長・研究科長(兼担)。
    JX 金属株式会社社外取締役、テクセンドフォトマスク株式会社の社外取締役を兼任。
    専門は資源循環工学。
    著書に廃棄物資源循環学会令和5年度著作賞受賞「資源循環論から考えるSDGs(エネルギーフォーラム社)」など。

    セミナー受講料

    1名:37,450円(税込) 

    主催者

    開催場所

    全国

    受講について

    <1>配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りします。
    <2>視聴期間は2週間です。視聴期間延長は一切いたしかねますので、予めご了承ください。
    <3>配信動画視聴は、申込者ご本人に限らせていただきます。


    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時

    オンデマンド

    受講料

    37,450円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    関連記事

    もっと見る