疲労強度と破壊力学による強度設計基礎から損傷許容設計適用【WEB受講(Zoomセミナー)】*Live配信のみ(録画視聴はありません)
その破損原因は“疲労”かもしれない
機械破壊事故の大半を占める金属疲労を、メカニズムから設計・評価・対策まで体系的に解説します。S-N曲線、切欠き・平均応力の影響、破面から原因を読み解くフラクトグラフィまで網羅し、現場トラブルの再発防止に直結する実践知識を習得できます!
【WEB受講(Zoomセミナー)】*Live配信のみ(録画視聴はありません)
セミナー趣旨
機械構造物の破壊事故は、6~8割が何らかの疲労損傷によると言われる。比較的小さな荷重が繰返し負荷されることによって生じる疲労破壊は、前兆を捕らえることが難しく、壊滅的な破壊事故を起こす危険性がある。したがって、機器の安全設計だけでなく保守や点検なども含めた信頼性を確保する場合、疲労破壊機構の基礎や、基本的な疲労設計手法を理解しておく必要がある。また実際に破損事故が起こってしまった場合には、得られた破面から情報を探るフラクトグラフィが、破壊事故解析の重要なツールとなるため、その基礎を理解しておくことも重要である。
本セミナーでは、金属材料の基本的な疲労破壊メカニズム,および切欠きや平均応力といった疲労寿命に影響を及ぼす因子を考慮した疲労設計手法について解説する。さらに、特に疲労破壊に関連した基礎的なフラクトグラフィ手法についても解説するとともに、疲労破壊を防ぐための一般的な対策例を紹介する。
受講対象・レベル
機械設計、生産技術、保守、点検等にかかわる技術者、疲労破壊に困っている現場の技術者 など
必要な予備知識
材料力学を習得していると理解しやすいが、現場での経験があれば構いません。
習得できる知識
疲労破壊のメカニズムに関する基礎的な理解。また、それに基づく基礎的な疲労破壊事故対策。
1)金属材料疲労破壊メカニズム
2)切欠きや平均応力といった疲労寿命に影響を及ぼす因子
3)疲労設計手法
4)疲労破壊に関連した基礎的なフラクトグラフィ手法 など
セミナープログラム
1. 金属材料の疲労の基礎
(1) 疲労破壊事故事例
(2) 金属疲労破壊のメカニズム
(3) 疲労強度の評価方法
a. S-N曲線取得方法
b. S-N曲線の理解
2. 疲労強度への影響因子
(1) 平均応力
a. 疲労限度線図
b. 残留応力
(2) 切欠き
a. 応力集中係数
b. 切欠き係数
c. 停留き裂
3. フラクトグラフィの基礎
(1) 疲労破面の様相
a. 巨視的様相
b. 微視的様相
c. 表面起点と
内部起点型のき裂発生
(2) 最近のフラクトグラフィ手法
4. 疲労問題に対する対策
(1). 材料の高強度化
a. 材料選択
b. 熱処理
c. 金属組織制御
(2). 応力集中
a. 応力集中の低減
b. 表面仕上げ
(3). 表面処理
a. ショットピーニング
b. 浸炭
c. 窒化
(4). 具体的事例
a. き裂除去など
まとめ・Q&A
まとめ
質疑・応答
セミナー講師
東海国立大学機構 岐阜大学工学部 工学部長 機械工学科教授 植松 美彦 先生
(株)ワールドテック 講師
1995年 京都大学 大学院工学研究科 物理工学専攻 博士後期課程 修了
1992年 京都大学 大学院工学研究科 物理工学専攻 修士課程 修了
1990年 京都大学 工学部 機械工学科 卒業
職歴
2021年04月 – 現在 岐阜大学工学部 工学部長
2011年04月 – 現在 岐阜大学工学部機械工学科 教授
2010年08月 – 2012年07月 文部科学省 研究振興局 学術調査官
2004年10月 – 2011年03月 岐阜大学工学部機械システム工学科 准教授
2001年09月 – 2002年08月 デルフト工科大学(オランダ) 客員研究員
1995年04月 – 2004年09月 大阪大学工学研究科 助手
おもな専門分野・研究分野
疲労・材料強度・破壊・継手・積層造形
所属学会
日本材料学会,日本機械学会,自動車技術会,日本鉄鋼協会,溶接学会,高圧力技術協会,摩擦接合技術協会
セミナー受講料
(消費税率10%込)1名:49,500円 同一セミナー同一企業同時複数人数申込みの場合 1名:44,000円
※別途テキストの送付先1件につき、配送料1,210円(内税)を頂戴します。
テキスト:製本資料(受講料に含む)
主催者
開催場所
全国