初歩からのGHS対応SDS作成~JIS Z7252・Z7253改訂準拠
― 実務で使える作成手順と改訂対応のポイント ―
⭐2025年12月公示(予定)のSDS関連JIS対応としての既存SDSの見直しに備えて、核となるポイントがわかる。
⭐SDSの構成と各項目について、記載すべき内容を法規・規格の観点から理解できる。
⭐資料やツールを参照しながら混合物のGHS分類を行うことができるようになる。
※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
【アーカイブ配信:2/26~3/11(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー趣旨
本セミナーでは、SDS作成の基本と実務対応の考え方を解説します。SDSに関する日本産業規格であるJIS Z 7252・7253の最新改正を踏まえ、「正しいSDS」を作成するポイントが分かります。SDSは単なる法令対応書類ではなく、製品の安全性・信頼性を支える技術文書です。GHSによる危険有害性分類から適切な記載表現まで、理解すべき要素は多岐にわたりますが、本講座では、初めてSDSを作成する方でも理解しやすいよう、SDSを作成する手順に沿って説明します。受講後には、資料やツールを用いながらSDSを自ら作成・レビューできる基礎力を身に付けることを目指します。
受講対象・レベル
化学物質の安全データシート(SDS)の作成業務を担当している方、または今後担当予定の方。
化学メーカー、商社等で化学物質管理者としてSDSの交付管理や法規制対応を行う方。
※SDS作成経験が浅い方でも理解できる内容です。
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。
SDSの構成やJIS規格の概要等、実際のSDS作成手順に沿って順を追って解説します。
習得できる知識
・SDSを実際に作成・改訂するための実務手順と確認ポイントを理解できる。
・SDSの構成と各項目について、記載すべき内容を法規・規格の観点から理解できる。
・資料やツールを参照しながら混合物のGHS分類を行うことができるようになる。
・2025年12月公示(予定)のSDS関連JIS対応としての既存SDSの見直しに備えて、核となるポイントがわかる。
セミナープログラム
1 はじめに
1-1. SDSとGHSの基礎
1-2. SDSの基本構成と全体像
1-3. SDS作成の流れ
2 SDSに関する日本の法規制
2-1. 法規制と日本産業規格(JIS)
2-2 . SDS関連法令各論
2-3 . SDSに記載が求められる法定事項まとめ
3 SDS作成の準備
3-1 . 準備しておく情報
3-2 . 情報源の整理と活用
4 GHS分類判定のポイント ~分類判定の原則と注意点~
4-1 . 物理危険性
4-2 . 健康有害性
4-3 . 環境有害性
5 SDS第2項・第9項・第11項・第12項~GHS分類と根拠情報の記載~
5-1. 第2項 危険有害性の要約
5-2. 第11項 有害性情報 ・ 第12項 環境影響情報
5-3 . 第9項 物理的及び化学的性質
6 SDS 第4項・第5項・第6項・第7項・第8項・第10項・第13項~安全な取り扱いのために~
6-1 . 第4項 応急措置 ・ 第5項 火災時の措置 ・ 第6項 漏出時の措置
6-2 . 第7項 取り扱い及び保管上の注意 ・ 第10項 安定性及び反応性
6-3 . 第8項 ばく露防止及び保護措置
6-4 . 第13項 廃棄上の注意
7 SDS 第14項・第15項~法規制関係情報~
7-1 . 第14項 輸送上の注意
7-2 . 第15項 適用法令
8 SDS第3項・第15講~成分情報の記載方法~
8-1 . 第3項 組成及び成分情報
8-2 . 第15項(適用法令)を使った成分情報の伝達
9 SDS 第1項・第16項
9-1 . 第1項 化学品及び会社情報
9-2 . 第16項 その他の情報
10 SDS作成交付管理
10-1 . SDS三法とSDS交付管理
10-2 . 研究開発部署における実務対応
11 最新情報
11-1 . 日本産業規格JIS Z7252・Z7253改正
11-2 . 労働安全衛生法関係
12 質疑応答
※2025年12月のJIS改定により、項目名を変更する場合があります。あらかじめご了承ください。
キーワード:
SDS作成,化学物質規制,JIS,SDS三法,GHS,化学物質管理,講演,セミナー,研修
セミナー講師
(同)容古堂 渡邉 容子(a.k.a.化学品管理子) 氏
【略歴】
東京大学大学院理学系研究科修士課程修了(理学)。
化学メーカー・商社で国内外の化学品規制対応、SDS作成及びSDS作成支援システム導入、化学品管理体制の構築・運用・社内教育等に従事。現在は「化学品管理子」として、企業のSDS作成支援、教育、制度対応コンサルティングを行う。2017年度経済産業省GHS・SDS専門委員としてJIS Z 7252:2019、JIS Z 7253:2019の原案素案・原案作成にも参画。
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ 会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
★1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
★2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
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受講料
49,500円(税込)/人


