ChatGPT5.1で可能になる「M&Aの民主化」と時価総額向上シナリオ

セミナー趣旨

東証プライム市場で時価総額要件が強まる中、企業が自ら成長力を高める手段として、海外M&Aの重要性が一段と増しています。従来は投資銀行やFAに依存してきた候補探索・事業分析・バリュエーションといった前工程は、ChatGPT最新版の活用により、企画部門が自前で迅速かつ高精度に実施できる領域へと変わりつつあります。本セミナーでは、この「ChatGPT活用による海外M&Aの民主化」を、時価総額向上という視点から体系的に整理します。

高成長事業の取り込み（G型）、高収益構造の獲得（M型）、事業ポートフォリオ改善（E型）という三つのM&A類型を軸に、ChatGPT がどこまで調査・比較・価値算定を代替できるのかを具体的に解説します。また、海外先端企業の探索やEBITDA・ROIC改善シナリオの可視化など、経営企画部が日常業務として扱える実践的なプロセスも提示します。

受講対象・レベル

経営企画部門・事業企画部門の方や、経営層の方など

セミナープログラム

第一章　ChatGPTによる「M&Aの民主化」が上場企業のM&Aを変える
　・従来のM&Aは候補探索～バリュエーションを外部専門家に依存
　・ChatGPTにより“情報非対称性”が解消し、企画部主導で主要工程を内製化
　・多言語OSINTにより、海外の未公開情報を高速把握
　・M&Aを「自社主導で設計できる」体制が時価総額維持に直結

第二章　時価総額を押し上げる海外M&Aの3類型（G/M/Eモデル）
　1．G型（Growth）：高成長領域（AI/ソフトウェア/先端製造）を取り込み成長率を上積み
　2．M型（Margin）：海外の高粗利ビジネスを組み込み事業ポートフォリオの質を改善
　3．E型（Efficiency）：低ROIC事業売却 → 高ROIC事業買収による資本効率改革
　・3類型すべてでChatGPTが候補抽出・比較・選定を支援

第三章　経営企画部が担う「海外M&A内製化プロセス」
　・市場分析、候補ロングリスト、ショートリスト、バリュエーションをAIで自動化
　・ChatGPTの“比較・分類”能力で投資銀行の分析精度を再現
　・PMI100日プランもAIで作成可能
　・上場維持のための「価値向上M&A戦略」を企画部自身で設計

第四章　時価総額向上のためのM&Aシナリオ策定
　・AIで売上成長率・EBITDAマージン改善を数分で試算
　・EV/EBITDA改善とROIC向上の寄与度を自動計算
　・複数シナリオ（Bull/Base/Bear）を経営会議用に生成
　・“上場維持に必要な株価レンジ”から逆算してM&A戦略を描く

第五章　M&A候補探索とバリュエーション算出
　・多言語OSINTで海外先端企業を数十秒で抽出
　・Comparable Search による自動バリュエーション
　・時価総額インパクト算定モデルの即時生成
　・「FA・法律事務所の関与を最小化」するための事前準備一式をAIで作成


※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。

セミナー講師

インフラコモンズ代表　リサーチャー　AI×経営ストラテジスト
今泉大輔 氏

ITmediaオルタナティブブログ内：経営者が読むNVIDIAのフィジカルAI / ADAS業界日報 by 今泉大輔
を20年以上にわたって書き継いできた。月間2万PVの専門ブログに成長

■ 経歴
青森県弘前市出身。早稲田大学教育学部英語英文科中退。
2003年〜2010年、米シスコシステムズ　ビジネスコンサルティング部門リサーチャーとして勤務。
　- 金融、流通、電力、自動車業界の経営層に向け、経営戦略レポートを多数作成。
2010年前後、サイバーエージェントから資金調達を受け、現在のスポットコンサルティングの原型となるサービスを立ち上げ。
2011〜2017年、再生可能エネルギー・インフラビジネスに従事。
　- 太陽光・木質バイオマス・石炭火力の国内案件形成、アフリカ（タンザニア）天然ガス事業のアレンジメントを担当。空港民営化や都市交通インフラの海外事例リサーチも実施。

セミナー受講料

1名につき　
会員　38,500円（本体　35,000円） 　一般　41,800円（本体　38,000円）

※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
（所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。）
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。

受講について

視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。