★2026年1月20日WEBでオンライン開講。株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 鈴木氏が、【バイポーラ型リチウムイオン電池の特長・製造技術・実用化の現状および全固体電池への期待】について解説する講座です。
■注目ポイント
★次世代リチウムイオン電池の有力候補と考えられているバイポーラ型リチウムイオン電池について詳しく解説!
セミナー趣旨
■本セミナーの主題および状況(講師より)
★急速充電型のリチウムイオン電池がニュースを賑わせています。その構造はこれまでのリチウムイオン電池と変わらないモノポーラ型であるが、そのカウンターとして位置づけられるのが「バイポーラ構造」のリチウムイオン電池です。
★これまでNi-MH電池などで採用されてきたこの構造を持つ電池が、いまリチウムイオン電池に応用されようとしており、そのインパクトは計り知れません。
★バイポーラ構造は全固体電池との相性がよく、全固体電池を開発する理由の一つがこのバイポーラ構造を取り入れ、電池の性能を大きく飛躍させるためのソリューションと考えても良いと思います。
■注目ポイント
★バイポーラの基礎、材料的に押さえるべきポイント、構造上の特長、公開された記事の記載に見え隠れする状況等を電池業界で27年材料開発、市場開発、技術サポートをおこなってきた講師が詳しく説明!
★バイポーラの最右翼であるトヨタをはじめとする各社の最新動向もご紹介!
★固体電解質を使う事で容易にバイポーラ構造を作り込むことが出来るようになる理由を解説しつつリチウムイオン電池の性能向上に向けた技術的ブレークスルーの可能性を探求!
【講演主旨】
急速充電型のリチウムイオン電池がニュースを賑わせている。その構造はこれまでのリチウムイオン電池と変わらないモノポーラ型であるが、そのカウンターとして位置づけられるのが「バイポーラ構造」のリチウムイオン電池です。これまでNi-MH電池などで採用されてきたこの構造を持つ電池が、いまリチウムイオン電池に応用されようとしており、そのインパクトは計り知れません。
本セミナーでは、現行のリチウムイオン電池の材料や構造からスタートし、バイポーラ電池とは何か、その特長や材料、製造技術、実用化の現状をわかりやすく解説。バイポーラの最右翼であるトヨタをはじめとする各社の最新動向もご紹介いたします。
さらに、固体電解質を使う事で、容易にバイポーラ構造を作り込むことが出来るようになります。その理由を解説しつつ、リチウムイオン電池の性能向上に向けた技術的ブレークスルーの可能性を探ります。
次世代電池のキーテクノロジーを知りたい方、製品開発や材料選定に関わる方にとって、確かな知見が得られる内容となっております。ぜひご参加ください。
習得できる知識
バイポーラ電池とは何か。バイポーラ電池の構造。バイポーラ電池の難しさ。バイポーラ電池のメリット。実際のバイポーラ電池。全固体電池の概要。全固体電池とバイポーラ電池の関係。
セミナープログラム
【プログラム】
1.現行リチウムイオン電池の材料・構造
1-1 リチウムイオン電池の材料
1-2 現行リチウムイオン電池の構造
2.バイポーラ電池
2-1 バイポーラとは
2-2 バイポーラ電池のメリット・デメリット
2-3 バイポーラ用の材料
2-4 製造方法
3.バイポーラ電池の現状
3-1 アクア搭載Ni-MH電池
3-2 バイポーラ型LiB
3-3 APB
3-4 トヨタの戦略
4.全固体電池への期待
4-1 固体電解質とバイポーラ
【質疑応答】
【キーワード】
バイポーラ,LiB,リチウムイオン電池,全固体電池,次世代電池
【講演のポイント】
本セミナーでは次世代リチウムイオン電池の有力候補と考えられているバイポーラ型リチウムイオン電池について、詳しく解説して行きます。バイポーラ構造は全固体電池との相性がよく、全固体電池を開発する理由の一つがこのバイポーラ構造を取り入れ、電池の性能を大きく飛躍させるためのソリューションと考えても良いと思います。そこで、バイポーラの基礎、材料的に押さえるべきポイント、構造上の特長、公開された記事の記載に見え隠れする状況等を、電池業界で27年、材料開発、市場開発、技術サポートをおこなってきた講師が詳しく説明致します。
セミナー講師
株式会社スズキ・マテリアル・テクノロジー・アンド・コンサルティング 代表取締役社長 鈴木 孝典 氏
セミナー受講料
【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
受講料
45,100円(税込)/人
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