PFAS除去・分解 最新技術【LIVE配信・WEBセミナー】
■本講座の注目ポイント
PFAS(有機フッ素化合物)は「永遠の化学物質」と呼ばれ、環境中で分解されにくく、健康リスクが懸念されています。本講座では、PFASを効率的に除去する技術として注目されるイオン交換樹脂の特性、ナノ空間サイズを制御した材料開発および吸着性能や電気分解性能、そして米の籾殻由来多孔質カーボン素材トリポーラス™のPFAS除去技術まで解説します。
セミナー趣旨
■注目ポイント
★PFAS問題の概略について学習、習得できる!
★イオン交換樹脂に関する基礎知識、PFAS除去原理、除去性能評価、実装に向けた課題について学習、習得できる!
★ナノ空間における特異的な吸着現象、電気化学反応について学習、習得できる!
★モデル材料を利用したナノ空間反応場における特異性、ナノ空間反応場を利用したPFASの電気分解への応用について学習、習得できる!
★米の籾殻由来多孔質カーボン素材トリポーラス™のPFAS除去技術について学習、習得できる!
習得できる知識
第1講
① PFAS問題の全体像に関する基礎知識
② イオン交換樹脂の構造や性能に関する基礎知識
③ イオン交換樹脂によるPFAS除去の具体的な検討例に関する知識
④ 上水のPFAS処理への適用に向けた課題
第2講
電気分解の基礎、ナノ空間反応場を導入したPFAS分解の特徴
セミナープログラム
【第1講】 イオン交換樹脂によるPFAS除去技術【時間】 13:00-14:15
【講演主旨】
PFAS(有機フッ素化合物)は「永遠の化学物質」と呼ばれ、環境中で分解されにくく、健康リスクが懸念されています。日本では2025年1月に138物質の製造・輸入が禁止され、飲料水基準の法制化も進むなど規制は急速に強化中です。一方、PFASを効率的に除去する技術として注目されるのがイオン交換樹脂です。活性炭に比べ高い吸着容量と短い接触時間で処理でき、長鎖から短鎖PFASまで対応可能です。本講演では、イオン交換樹脂の特性、選択性、吸着メカニズム、処理性能の評価指標に加え、実装事例や今後の展望に付いても紹介します。
【プログラム】
1.PFAS問題の概略
2.イオン交換樹脂に関する基礎知識
3.イオン交換樹脂によるPFAS除去原理
4.イオン交換樹脂によるPFAS除去性能評価
5.実装に向けた課題
6.質疑応答
【キーワード】
PFAS、イオン交換樹脂、水処理、PFAS選択性、コスト
【講演の最大のPRポイント】
イオン交換樹脂は、その細孔構造や官能基の種類によってPFAS吸着挙動に特徴が有ります。また、PFASは有機酸の一種ですが、カルボン酸/スルホン酸、および長鎖/短鎖の違いが吸着選択性に影響します。本講演では、大学との共同研究、および公知文献を基にその点を解説します。
【習得できる知識】
① PFAS問題の全体像に関する基礎知識
② イオン交換樹脂の構造や性能に関する基礎知識
③ イオン交換樹脂によるPFAS除去の具体的な検討例に関する知識
④ 上水のPFAS処理への適用に向けた課題
【第2講】 PFASの吸着除去および電気分解に資するナノ空間材料の応用
【時間】 14:30-15:45
【講演主旨】
PFASは環境や生態に影響を及ぼす化合物である可能性があると注目されております。炭素とフッ素の結合を切断して、フッ素を再資源化する技術を確立できれば、さまざまな化合物の分解・再資源化が可能となり、環境問題だけでなく資源循環にも貢献できる可能性を秘めております。本講座では、ナノ空間サイズを制御した材料開発および吸着性能や電気分解性能について紹介いたします。最新の成果に加え、今後のPFAS分解に対する材料開発について展望いたします。
【プログラム】
・ナノ空間における特異的な吸着現象
・PFAS吸着除去に対するナノ空間材料の設計指針
・ナノ空間における特異的な電気化学反応
・モデル材料を利用したナノ空間反応場における特異性の理解
・ナノ空間反応場を利用したPFASの電気分解への応用
・まとめと今後の課題
・質疑応答
【キーワード】
PFAS、ナノ材料、ナノ空間、吸着除去、電気分解
【講演の最大のPRポイント】
電子授受が促進されるナノ空間反応場を用いたPFAS分解処理について、ナノ空間の物性と分解特性との関係に着目した材料設計に対する指針や、短時間・高効率・高活性な分解処理性能に加え、今後の展望について講演します。
【習得できる知識】
電気分解の基礎、ナノ空間反応場を導入したPFAS分解の特徴
【第3講】 米の籾殻由来多孔質カーボン素材トリポーラス™のPFAS除去技術
【時間】 16:00-17:15
【講演主旨】
ソニーは余剰バイオマスである米の籾殻を原料に、ユニークな微細構造を有する多孔質カーボン素材Triporous(トリポーラス)を開発した。近年の研究においてトリポーラスは、活性炭など従来の吸着材と比較してPFASに対する高い吸着性を示すことが明らかになった。本講演では国内の環境水を用いた最新データ等を交えながら、トリポーラスの基本吸着特性とPFAS問題への貢献について報告する。
【プログラム】
1.トリポーラスとは
2.トリポーラスの基本的な吸着特性
3.トリポーラスのPFASに対する吸着特性と浄化応用
4.今後の展望
5.質疑応答
【キーワード】
PFAS、有機フッ素化合物、トリポーラス、吸着材、多孔質カーボン、活性炭、ISO21675、RSSCT
【講演の最大のPRポイント】
本講演では、籾殻由来の多孔質カーボン素材トリポーラスの開発の経緯や、ユニークな吸着特性および近年社会問題となっているPFASの除去応用について、最新の技術情報と今後の展望について講演する。
【習得できる知識】
・トリポーラスの開発の経緯について理解できる。
・トリポーラスの従来の活性炭と異なる基本的な吸着特性について理解できる。
・有機フッ素化合物(PFAS)に対するトリポーラスの基本的な吸着特性について理解できる。
・従来の活性炭と比較したトリポーラスのPFAS除去特性を理解できる。
・PFAS除去分野におけるトリポーラスの応用の仕方について理解できる。
セミナー講師
第1部 三菱ケミカル株式会社 アドバンストソリューションズビジネスグループ 水・環境事業本部 分離材事業部 イオン技術グループ 日高 次彦 氏
第2部 琉球大学 理学部/准教授 滝本 大裕 氏
第3部 ソニー知的財産サービス株式会社 トリポーラスチーム 田畑 誠一郎 氏
セミナー受講料
【1名の場合】55,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
主催者
開催場所
全国