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リチウムイオン電池におけるバインダーの基礎から次世代二次電池のバインダーについて
全国41,8002024-06-13 -
水でも溶媒でもない第3の液体とも言われるイオン液体。
基礎から活かし方まで解説!
基礎を制して応用へ活かす!
リチウム伝導体へ。プロトン伝導体へ。CO2吸収剤へ。
講師
新潟大学 自然科学系 教授 梅林 泰宏 氏
【経歴】
1989年3月 九州大学理学部化学科卒業
1991年3月 九州大学大学院理学研究科化学専攻修士課程修了
1991年4月 出光興産株式会社中央研究所物性構造センター勤務
1997年3月 九州大学大学院理学研究科化学専攻博士課程修了 博士(理学)
1997年4月 九州大学COE人工分子集合組織体訪問研究員
1998年4月 日本学術振興会 博士特別研究員
1998年10月 九州大学理学部化学科 助手
2002年10月 九州大学理学部化学科 助教授
2012年4月 新潟大学自然科学系数理物質科学系列 教授
【専門】 溶液化学・分析化学・電気化学
【受賞】 2009年 溶液化学研究会学術賞
受講料
48,600円 ( S&T会員受講料 46,170円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
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【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
趣旨
持続的社会の実現に向けて、CO2やVODといった環境破壊の恐れがある物質から、環境への負荷が小さく、より安全な物質への代替が強く求められています。すべてイオンのみからなり100℃以下の融点を持つ物質群と定義されるイオン液体は、蒸気圧が無視できるほど小さく、したがって大気への拡散や人体への吸入の心配がなく、新たな溶媒や液体としてだけでなく、電解質など機能性物質として強く期待されています。物質の持つ性質、『物性』は、ある目的に合致すると『機能』と呼ばれます。イオン液体の物性を機能に高めるには、分子レベルの知見から巨視的な物性を予測できるよう、イオン液体の基礎科学を理解することが重要になります。
本講座では、大学初年次程度の溶液や液体の基礎からイオン液体の基礎科学の最先端を概説し、基礎科学の立場からイオン液体の活かし方に迫ります。
プログラム
<得られる知識・技術>
本講座では、下記について、非水溶媒やイオン液体を中心に学びます。
1.溶媒の分子構造と液体構造
2.溶液や溶解の熱力学的な考え方
3.溶液や溶解の分子論に基づいた考え方
4.溶液中のイオン伝導の分子論
5.溶媒の酸塩基性や種々の溶媒パラメータ
<プログラム>
1.イオン液体とは何か? ~歴史と先端~
1.1 水から非水溶媒へ
~溶媒の分類~
1.2 イオン液体の出現
~イオン液体の定義と種類~
1.3 イオン液体低融点の秘密
~固体と液体の相転移~
2.イオン液体をどう理解するか? ~熱力学と分子論~
2.1 巨視的な溶液物性
~溶液の熱力学~
2.2 溶液物性を決める微視的要因
~溶液の分子論~
2.3 分子設計から液体・溶液設計へ
~分子論と熱力学の懸け橋~
3.イオン液体をどう活かすか? ~基礎科学と物性、機能~
3.1 リチウム伝導体として
~イオン液体中のイオン伝導~
3.2 プロトン伝導体として
~イオン伝導の古典論と分子論~
3.3 CO2吸収剤として
~イオン液体による溶媒和の分子論~
4.まとめ
□ 質疑応答・名刺交換 □
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
48,600円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込 または、当日現金でのお支払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
化学反応・プロセス
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