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摩擦により生じる振動と異音の対策【名古屋開催】
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 機械技術一般 |
開催エリア | 愛知県 |
開催場所 | 【名古屋市中村区】ウインクあいち |
交通 | 【JR・地下鉄・あおなみ線】名古屋駅 【名鉄】名鉄名古屋駅 【近鉄】近鉄名古屋駅 |
「摩擦の基礎理論」と「振動の基礎理論」のポイントを紹介したのち、
「摩擦振動の発生メカニズム」の理論的なフレームワークを解説します
講師
横浜国立大学 大学院 環境情報研究院 教授 博士(工学) 中野 健 氏
<専門>
トライボロジー、ダイナミクス
<略歴など>
1997年に東京大学より博士(工学)の学位を取得。その後、埼玉大学助手(1997年〜2000年)、
横浜国立大学助教授・准教授(2000年〜2015年)を経て、2015年より横浜国立大学教授。現在に至る。
摩擦振動に関する研究を通して、日本ゴム協会ソフトマテリアルフロンティア賞(2013年)、
日本機械学会論文賞(2015年)などを受賞。日本トライボロジー学会理事(2017年〜2019年)などを歴任。
受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
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※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
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受講対象・レベル
企業の研究・開発・技術・製造部門の方々
習得できる知識
・摩擦の基礎理論(トライボロジー)のポイント
・振動の基礎理論(機械振動学)のポイント
・摩擦振動の問題に直面したときに着眼すべきポイント
趣旨
なめらかに作動することを想定して設計された摺動部に摩擦振動が発生すると、
運動が間欠的になり、機械の主たる機能が著しく損なわれる場合があります。
あるいは、摩擦振動が機械の性能を低下させるほど激しくなくとも、摩擦振動に起因する
異音の発生が機械の商品価値を低下させる場合もあります。
本セミナーでは、「摩擦の基礎理論」と「振動の基礎理論」のポイントを短時間で解説したのち、
「摩擦振動の発生メカニズム」の理論的なフレームワークを解説します。
以上を踏まえて、「振動と異音の対策」では、先進的な制振手法の研究紹介を含めながら、
摩擦振動の問題に直面したときに着眼すべきポイントを解説します。
プログラム
1.摩擦の基礎理論
1-1.表面の形状と接触
1-2.静摩擦と動摩擦
1-3.摩擦の法則
1-4.潤滑の形態と摩擦係数
2.振動の基礎理論
2-1.持続する振動(単振動)
2-2.流体摩擦による振動の減衰
2-3.固体摩擦による振動の減衰
2-4.成長する振動(自励振動)
3.摩擦振動のメカニズム
3-1.静摩擦と動摩擦の差により生じる摩擦振動
3-2.動摩擦力の速度弱化により生じる摩擦振動
3-3.モード結合不安定性により生じる摩擦振動
3-4.その他(弾性体の接触界面のダイナミクスなど)
4.振動と異音の対策
4-1.パッシブ制振理論に基づく設計
4-2.アクティブ制振理論に基づく設計
4-3.先進的な制振手法