監査人のための職業的懐疑心・予兆把握スキルアップ講座
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 一般社団法人企業研究会 |
キーワード | 企業法務 コンプライアンス 人財教育・育成 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】企業研究会セミナールーム |
交通 | 【地下鉄】麹町駅・赤坂見附駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
「考える監査」を進めて創意工夫を重ねられるよう、
一味違った講座をお届けします!
セミナー講師
日本マネジメント総合研究所合同会社 理事長 戸村 智憲 氏
セミナー受講料
会員 41,800円(本体 38,000円)
一般 46,200円(本体 42,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、
お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。
お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
セミナー趣旨
旧来からの監査の世界は、とかく、監査論・監査基準・監査計画の雛形依存や、出来合いの「監査チェックリスト中毒」ともいえる形骸化への道を進みがちに思われます。
監査は業務執行とは独立でも経営活動の一環である以上、激変する経営環境に適応する企業経営を支える監査がイキイキとして実効性を高めるためには、監査人が思考停止から脱して「人」としてプロとして、「考える監査」を進めて創意工夫を重ねられるよう、一味違った監査講座をお届けさせて頂きます。
受講対象・レベル
内部監査部門のご担当者
セミナープログラム
1.“Thinking Audit”における監査人の主体的思考力の向上
(1)「疑い方」にも流儀がある: 監査人必須の職業的懐疑心とは
(2)監査人は何を「感じとる」べきか: 往査・証跡における「違和感」
(3)「見えざる監査の先行指標(AILI)」による予兆の把握と旧来のKPIに代わるもの
(4)なぜ「会計帳簿の不正を見抜く技術」は不正発生後の後追い監査でしかないのか
(5)監査クリエイティビティ: 監査における創意工夫
(6)「キュリアス・チャイルド・アプローチ(CCA)」による現場での対応
(7)“Don't Think. Feel!”:旧来型の監査思考の武装解除と現場そのものを見る姿勢
(8)演繹法型監査から帰納法型監査への転換: 経営視点と現場感覚のバランス化
(9)“Dive into Audit!”: 監査人という人間として現場を肌身で「触れてみる」
2.監査人の推理力・想像力・仮説設計力と検証から隠れた真実を見出すコツ
(1)往査で見るべき5つのポイントとは?
(2)「重箱の隅をほじくる監査」から「核心の鉱脈を掘り当てる監査」へ
(3)不正の予兆をつかむ: 代表的な「不正の予兆パターン」を習得する
(4)「ファクト・ファインディング」: 「行間」にある隠れた真実を見抜くには
(5)「リスク管理型ビッグデータ」((C)戸村)を通じた不正行動特性の分析事例等
(6)“BaaT(ビッグデータ利用監査技法)”((C)戸村)によるITを活用した不正調査等
3.監査人が見抜くべき不正の予兆と課題推定講座(講義&演習)
(1)「監査カンファレンス」による様々な角度から検証するチームプレー
(2)現場をまっさらの心で見つめるには?経験や思いこみのワナの回避術
【演習1~5】こんなケースであなたは何をどう見てどう判断・行動する?
1)公益通報による情報入手時
2)現場への往査時における職場模様
3)取引先とのやりとり
4)マイナンバー対応での職場での気になる噂話
5)ストレスチェックやメンタルヘルスでの気になる職場の状況
4.監査人の「臨機応変力」を向上するために…(演習&解説)
~「ハプニング・カード・シャッフル式トレーニング」~
【演習:講師も次に何が起こるかわからないシナリオなき思考・推定演習】
監査シーンを想定したハプニングが書かれたカードをシャッフルして
受講生の方が何枚か引き、そのカードにかかれた情報・シーン・証跡
から自組織で何が起こっている・起ころうとしているかを見抜く演習
※最新動向や社会状況に応じて、上記項目例は適宜改訂・修正させて頂く可能性がございます。