
隙のない特許明細書作成のための実施例・比較例の戦略的な書き方
講師も実感 「実施例・比較例の記載次第で特許の強さが大きく変わる」
── 侮るなかれ実施例 怠るなかれ比較例 ──
■本セミナーでは、講師の商品開発や知財部門における現場経験の中でも実感していた 「実施例・比較例の重要性」をお伝えし、研究開発の現場でどんな点に注意してデータを集めると良いかから、戦略的な実施例・比較例の書き込み方までを解説します。
日時
【Live配信】2025年7月17日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ(見逃し)配信】付き視聴期間:7/18PM~7/25の8日間
受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ
セミナー趣旨
本講演では、
1.実施例・比較例が特許明細書においてどれほど重要か
2.どうやって戦略的に実施例・比較例を書き込むといいのか
3.研究開発の現場でどんな点に注意してデータを集めるとよいか
といったポイントを中心に、特許明細書における「実施例」と「比較例」の重要性や書き方、そしてそれらを戦略的に作成する際の留意点について解説します。
セミナープログラム
2.特許明細書と実施例・比較例
2.1 特許明細書の基本構成
2.2 実施例・比較例が担う役割
2.3 特許戦略への影響
3.実施例作成の戦略
3.1 実施例の基本的構成要素
3.2 最良の実施態様(Best Mode)の開示
3.3 バリエーション展開とクレームとのシナジー
3.4 再現性・信頼性を高めるための注意点
4.比較例作成の戦略
4.1 比較例の目的と基本要素
4.2 公平性と恣意性のバランス
4.3 競合他社を想定した比較例
4.4 比較データの提示方法
4.5 実例紹介(失敗例・成功例)
5.実務的留意点
5.1 クレームとの整合性
5.2 審査過程での補正や拒絶理由対応
5.3 公開データ(学会発表・論文)との整合性
5.4 社内体制・特許事務所との連携
5.5 生成AIの上手な使い方
□質疑応答□
セミナー講師
【専門】
知的財産戦略その他知的財産関連のコンサルティング/家庭紙製品、医薬部外品、化粧品等の商品開発のコンサルティング
日本知的財産協会 特許委員会小委員長,ライセンス委員会委員、紙パルプ技術協会特許委員会委員、ナノセルロースフォーラム知財戦略ワーキンググループ委員などを歴任。
社内の通常業務として審査官、審判官との面接審査を多数実施すると共に、特許庁審判官、審査官らと下記のような様々な交流を行った。
・2005年~2019年、大王製紙(株)において、会社と特許庁審査部との意見交換会を毎年実施。
・2006年~2019年、紙パルプ技術協会特許委員会へ参加し、業界と特許庁との意見交換会、特許セミナー等を毎年実施。
・2010年~2012年、日本知的財産協会特許委員会と特許庁、裁判所との意見交換会に参加。同委員会からの派遣で、特許庁審査官の中堅研修、特許庁審判部「審判実務者研究会」(当初は「進歩性検討会」)等に参加。
2021年から、知財ガバナンス研究会サポーター(知財・無形資産専門調査・コンサルティング会社等分科会メンバー、知財・無形資産経営分科会アドバイザー)。
セミナー受講料
49,500円 ( E-Mail案内登録価格 46,970円 )
1名分無料適用条件
2名様以降の受講者は、申込み前にE-Mail案内登録をお済ませください。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(クレジットカード決済の場合は領収書)は、代表者にS&T会員マイページにて発行いたします(PDF)。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 |
E-Mail案内登録価格:本体34,400円+税3,440円
※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※お申込みの際、備考欄に【テレワーク応援キャンペーン希望】と記載ください。
※他の割引は併用できません。
受講について
ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)
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配布資料
- 製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、
開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
Zoom上ではスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
受講料
49,500円(税込)/人