FT-IRを用いた樹脂の劣化解析と寿命予測への活用可能性

★樹脂自体の劣化、添加剤の劣化、ベースラインの歪みなど 
 劣化樹脂に現れる様々なピークは何を示しているのか?その解釈のコツを学ぶ!

 

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    FT-IRの基礎的事項を踏まえた上で、劣化(経過時間変化という意味で劣化という言葉を使用;老化と言う場合もありますが、本セミナーでは劣化と記載)分析での使用例を提示していきます。FT-IRを使用することでどのような知見が得られるか、測定方法の違いでどのような情報があるのか、FT-IRの他にどの装置を考えて解析を補強していくのかなどについて説明します。寿命予測に関しては、できるとはいえませんが、FT-IRでできることを例示し、皆様の知識の1つとして頂ければ幸いです。

    【これまでのセミナー受講者からの声】
    ・事例紹介もあったので、劣化解析の進め方がよく理解できた
    ・透過法、反射法、ATR法とあるがなんとなく測定していた。それらの違いと課題がよくわかった
    ・添加剤の添加量が異なる樹脂の劣化度の比較について質問をしたが、適切にご回答いただけた

    習得できる知識

    ・FT-IRの基礎的事項 ・FT-IRを使用した劣化解析 ・FT-IRの測定方法によっての違い

    セミナープログラム

    1.分析の目的
    2.樹脂および複合材料の劣化(老化)とは
     2.1 樹脂の経過時間に伴う変化
     2.2 樹脂の違いによる劣化機構の違い

    3.FT-IRの基礎的事項
     3.1 FT-IRとはどのような分析装置なのか
     3.2 FT-IRから得られる情報
     3.3 FT-IRの縦軸と横軸、ピーク情報
     3.4 FT-IRの測定方法とそれぞれの特徴
      3.4.1 透過法、反射法、ATR法
      3.4.2 本体測定と顕微測定(イメージング法を含む)
     3.5 スペクトルの解析
      3.5.1 一般的な解析
       3.5.1.1 解析で使用するデータ処理
       3.5.1.2 データベースを使用した解析
       3.5.1.3 ピーク定量
       3.5.1.4 解析例
      3.5.2 劣化の解析
       3.5.2.1 構造変化の解析
       3.5.2.2 解析例
      
    4.その他の分析機器(以下で使用している分析機器)
     4.1 SEM/EDS
     4.2 熱分析装置
     4.3 GC/LC
     4.4 ケミルミネッセンスアナライザー
     
    5.事例から見る劣化解析(実際のトラブル例)
     5.1 ソルベントクラック
     5.2 オゾンによる劣化
     5.3 イオンによる劣化
     5.4 熱劣化
     5.5 水による劣化

    6.劣化測定および寿命予測について考える(実験測定例)
     6.1 促進試験に関して
     6.2 加熱ATRアクセサリーを使用した例
     6.3 イメージング法を使用した例
     6.4 測定方法の特徴を活かした測定例
     6.5 近赤外領域の使用の可能性

    7.劣化分析への課題

    【質疑応答】

    セミナー講師

    あなりす 代表 博士(工学) 岡田 きよみ 氏

    【講師略歴】
    1984-2005 王子ホールディングス(株) (研究開発、分析部署)
    2006-2016 (株)パーキンエルマージャパン(分光機器部署)
    2016-2019 京都大学 工学研究科
    2018- あなりす

    セミナー受講料

      1名につき55,000円(消費税込、資料付)
    〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕

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    高分子・樹脂材料   分析化学   信頼性試験・加速試験

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