
マイクロ波加熱プロセスの工業応用事例
★ 化学反応や材料加工など工業的に応用するための温度設定、設備設計やトラブル対策を実例とともに紹介します!
セミナープログラム
【10:30-12:30】
1.マイクロ波加熱の特徴を生かした使用法と産業応用
上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 博士(理学) 堀越 智 氏
1.様々な産業でマイクロ波加熱はすでに活躍している
2.マイクロ波化学・材料プロセスの世界的動向
3.マイクロ波加熱と通常加熱の違い
3.1 温度分布を使いこなす
3.2 同時に加熱と冷却
3.3 加熱事故
4.マイクロ波による化学・材料プロセス・環境浄化技術
4.1 有機化学
4.2 触媒化学
4.3 ナノ粒子
4.4 グリーンゲル合成 (液中プラズマ)
4.5 環境浄化技術
5.マイクロ波化学反応装置
6.マイクロ波加熱を使いこなす
6.1 マイクロ波が物質に与える影響は?
6.2 マイクロ波の加熱メカニズム
6.3 加熱効率を予想するには?
6.4 マイクロ波加熱は誘電加熱だけではない
6.5 浸透深さ
6.6 周波数を変える
6.7 シングルモードとマルチモード
6.8 スケーリングアップの可能性
7.次世代パワー半導体デバイス
7.1 何故、パワー半導体を使うのか?
7.2 マイクロ波加熱分野での利用例
7.3 世界的動向
【質疑応答】
【13:20-14:50】
2.マイクロ波を応用したナノカーボン材料の表面処理
山形大学 名誉教授 Ph.D 佐野 正人 氏
【講座趣旨】
ナノカーボンは優れた電気、熱、力学特性を有しているが、他の材料と混ざりにくいという性質が応用の大きな妨げとなっている。一方、マイクロ波により、他の物質では考えられないほど急速(数秒)に高温(数百℃)まで加熱されるという特性も併せ持つ。ここでは、そのユニークな加熱原理を説明し、他材料との混合や物性改善に向けたナノカーボン材料の表面処理におけるマイクロ波の応用例を紹介する。
1.ナノカーボンの物性と電子構造
1.1 カーボンナノチューブ
1.2 グラフェン
1.3 電子構造
2.マイクロ波応用
2.1 カーボンの加熱原理
2.2 高温加熱の応用例
2.2.1 マイクロ波装置とカーボン材料の準備
2.2.2 カーボンナノチューブの短時間精製
2.2.3 マイクロ波不加熱液体の急速加熱
2.2.4 化学反応の効率化
2.3局所加熱の応用例
2.3.1 ナノカーボン表面でのPt微粒子生成
2.3.2 ポリマーコンポジットの物性改善
【質疑応答】
【15:00-16:30】
3.マイクロ波加熱を用いた強化プラスチックの分解
崇城大学 工学部 名誉教授 工学博士 池永 和敏 氏
1.プラスチックの生産・製品・用途・廃棄
2.一般的なプラスチックのリサイクル
2.1 サーマルリサイクル
2.2 マテリアルリサイクル
2.3 ケミカルリサイクル
3.マイクロ波について
4.マイクロ波を利用したポリエステルのリサイクル
4.1 ポリエチレンテレフタレート(PET): ペットボトルのリサイクル
4.2 ポリカーボネート
4.3 ポリエステル?綿混紡繊維の選択的リサイクル
4.4 ガラス繊維強化プラスチック
4.5 特許について
4.6 実用化について
4.7 まとめと今後の展望
【質疑応答】
セミナー講師
1. 上智大学 理工学部 物質生命理工学科 教授 博士(理学) 堀越 智 氏
2. 山形大学 名誉教授 Ph.D 佐野 正人 氏
3.崇城大学 工学部 名誉教授 工学博士 池永 和敏 氏
セミナー受講料
1名につき 60,500円(消費税込、資料付)
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