金属表面の電解研磨技術と適用事例【大阪開催】
開催日 |
10:30 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 金属材料 化学反応・プロセス 生産工学 |
開催エリア | 大阪府 |
開催場所 | 【大阪市中央区】ドーンセンター |
交通 | 【京阪・地下鉄】天満橋駅 |
電解研磨品実物の展示、実習実験付き!
~製造設備の耐食性、平滑性、清浄性、洗浄性向上に貢献~
セミナー講師
マルイ鍍金工業(株) 技術部 仁井 啓介 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、昼食・資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 2019年10月1日以降に開催されるセミナーの受講料は、お申込みいただく時期に関わらず
消費税が10%になります。
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切掛かりません。
セミナー趣旨
近年、ものづくりの高度化が進むにつれて製造設備の品質向上、維持管理やメンテナンスの高度化が課題となっています。特に医薬品製造、半導体製造などの業界では、設備の品質やメンテナンス性向上のため電解研磨等の表面清浄化処理が施されることが多くなってきています。これらの処理を施すことにより製造設備の耐食性、平滑性、清浄性、洗浄性が向上し、大変喜ばれています。そして現在、これらの技術は製造設備以外の様々な分野にも適用が広がってきています。
本講演では、今後ますます重要性が大きくなる金属表面の電解研磨処理技術について、ごく初歩的な処理技術、製品処理の流れ、品質管理の説明から実施する際の注意点、適用事例まで出来るだけ平易に解説いたします。さらに今回は電解研磨品実物の展示や他の表面処理メニューの紹介、技術相談会を実施いたします。
受講対象・レベル
・医薬品製造業者
・半導体製造業者
・食品製造業者
・化学品製造業者
・産業機器製造業者
・その他、電解研磨に興味はあるが内容がよくわからないといった方にお勧めです。
習得できる知識
・電解研磨技術の基礎(メカニズム、特長、処理法など)
・電解研磨処理の適用事例
・電解研磨技術の応用展開、その他の表面処理メニュー
・電解研磨処理を行う際のポイント、注意点、トラブル事例
・実際の電解研磨後の金属表面(実物を確認)
セミナープログラム
1.電解研磨技術の基礎
1-1.電解研磨技術の紹介
1-1-1.電解研磨のメカニズム(概要~粘性層、IV特性など)
1-1-2.電解研磨の目的、特長
1-1-3.電解研磨の利点、欠点、できること、できないこと
1-1-4.電解研磨後の表面
1-1-5.製品処理の流れ
1-2.電解研磨後表面の評価方法
1-2-1.表面状態の確認
1-2-2.汚染物質の検出
1-2-3.検査、品質管理、品質保証
1-3.電解研磨処理の注意点と発生しやすいトラブル
1-3-1.下地処理の影響
1-3-2.ルージュの発生と除去
1-3-3.EP液の染み出し
2.電解研磨処理の適用事例
2-1.産業用大型設備の処理事例
2-1-1.医薬品製造タンク
2-1-2.真空チャンバ
2-2.産業用小型部品の処理事例
2-2-1.パイプ、配管
2-2-2.継ぎ手、フランジ
2-3.適正な電解研磨処理を行うためのポイント
2-4.電解研磨品実物の展示
3.電解研磨技術の応用展開
3-1.電解バリ取り
3-1-1.電解研磨の特徴を生かしたバリ取り
3-1-2.電解バリ取りの処理事例
3-2.ステンレス以外の金属の表面処理
3-2-1.鉄系材料の表面処理
3-2-2.アルミニウムの表面処理
3-2-3.レアメタルの表面処理
3-3.加速器用部品の電解研磨
3-3-1.加速器部品の電解研磨
3-4.その他の表面処理メニュー
3-4-1.PS洗浄
3-4-2.不働態化処理、P-MAX
3-4-3.陽極酸化(実習実験あり)
4.事前質問事項の回答と質疑応答、名刺交換会