
“人的資本経営時代の“人事中計と人事KPI体系の作り方【オンライン/会場】
~人的資本経営の実践を、人事KPI体系構築からアプローチする~
セミナー趣旨
人的資本経営が本格化する中、このような声をよく聞きます。このセミナーでは、このようなニーズに応えることを目的とします。
・とにかく、スピーディーに人的資本経営の質を高めたい!
・人的資本情報開示要請に、効率的に・スムーズに応えたい!
・でも、自社のオリジナリティや思想はしっかりと持って実践したい!
実際、人的資本経営に取り組み始めたが、今一歩その本質に踏み込めておらず、悩んでいらっしゃる企業も多くなっています。そこで、これから本腰を入れていく必要がある企業様に、理論的過ぎず、かといって簡便になり過ぎない、明日から実践できる人的資本経営のコツを共有させていただきます。突破口は、人事KPI体系の構築です。しかしながら、人事関連のKPI、慣れ親しんでいるようで、実際のマネジメントに活用できている企業はまだまだ少ないのが実情です。是非このセミナーを通じて、人事KPIから切り込んでいく人的資本経営のアプローチの仕方をインプットいただきたいと考えています。
人的資本経営の実践がいよいよ本格化しつつあります。一方で、統合報告書等において開示されている人的資本経営の実践状況をチェックしてみると、多くの企業において、何をしてよいかわからない、という様子が垣間見えます。特に、自社の過去~現在までの人的資本の示し方、そして将来の目標の示し方が非常に難しいという声を聞きます。これは、これまでの人材マネジメントにおいては、指標を掲げてマネジメントすること自体があまり一般的ではなかったという背景があります。自社の人材やマネジメントの状況を可視化・定量化することは、人事部が長年苦手とするところでした。しかしながら、人的資本経営においては欠かせない論点です。
本セミナーでは、難しいことは避けて、できるだけスピーディーに人的資本経営を実践するために、人事KPIを用いながらその本質に迫る方法について解説致します。
受講対象・レベル
人事部門、経営企画部門、総務部門、経営管理部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
*1.人的資本経営に欠かせない人事中計とは
1.1 人事中計を構成する12の要素(全体像)
1.2 構成要素の中心に据える人事目標(定量・定性)の掲げ方
1.3 人事目標を置く前に、まずは想いを表現してみる
*2.組織・人事の目指したい姿の表現方法
2.1 経営・事業戦略が、組織・人事の目指す姿にどう影響するか
2.2 組織・人事のありたい姿をどのように表現するか
2.3 表現した組織・人事のありたい姿を、人事KPIに翻訳する方法
*3.人事KPIツリーの作り方
3.1 人事目標からのブレイクダウンでKPIツリーを作成する方法
3.2 KPIツリーを用いながら先行指標を特定していく方法
3.3 人事施策の進捗をモニタリングするための指標の特定方法
3.4 KPIツリーとしての完成
*4.人事KPIの目標設定の仕方
4.1 「許容」と「必要」の違いに着目する
4.2 会社として許容できる範囲を見定める方法
4.3 会社としての必要性を明確にする方法
4.4 許容と必要性のバランスを確保しながらの目標設定
*5.人事KPI目標値へのリスクシナリオの織り込み方
5.1 単なる理想的な目標設定で終わらせない
5.2 あらゆるリスク想定とインパクト試算をしてみる
5.3 取るリスクと回避するリスクを識別する
5.4 それらを踏まえて目標値に反映させる
*6.人事KPIを用いたストーリーの作り方
6.1 人的資本経営の成功に欠かせないストーリーとしての人的資本価値向上
6.2 ストーリーに人事KPIをどう盛り込むか
6.3 人事KPIがあることで、真に迫力・訴求力・魅力がストーリーに備わる
*7.人的資本情報開示における人事KPIの使い方
7.1 開示する人事KPIをどう選ぶか
7.2 プラスもマイナスも苦労もすべて真摯に開示することの大事さ
7.3 過去から現状だけでなく、必ずゴールを開示する
7.4 人事KPIの数字は相対的なもの。必ず想いやストーリーを乗せること
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影はご遠慮ください。
セミナー講師
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役
岡本努 氏
株式会社人的資本イノベーション研究所代表。前職のデロイトトーマツコンサルティング(DTC)では25年間、組織人事コンサルタントを経験。2021年よりDTC Human Capital部門共同責任者を経て現職。人事戦略の立案、各種人事施策の設計、人事制度設計、教育研修体系構築、組織風土変革、要員・人件費計画、人事中計の立案等、組織・人事領域における広範囲のテーマを手掛ける。最近では、人的資本経営、人的資本イノベーション、Well-being、Happinessなどに注力している。
著書に「要員・人件費の戦略的マネジメント(2013年)」、「未来型要員人件費マネジメントのデザイン(2019年)」、「人的資本経営ストラテジー(2023年)」、いずれも労務行政。「HOW経営からWOW経営へ(2024年)」日経BPなどがある。
セミナー受講料
1名につき
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
【オンライン受講の方】
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
【会場受講の方】
お申込完了後、自動返信メールにて受講票をお送りいたします。
受講料
41,800円(税込)/人