青果物の鮮度・品質保持を目的とした包装技法と機械学習による鮮度・品質定量化【アーカイブにて別日視聴可能】【LIVE配信・WEBセミナー】

食品包装、食品工学の専門家が包装による青果物の鮮度・品質保持技術と定量化法について解説!

■本講座の注目ポイント
 講演日以降でもアーカイブ視聴可能です
 青果物用の包装材を開発するための鮮度・品質保持技術について学べる講座です
 ・青果物の保存の難しさを、植物生理学の観点から解説します
 ・MA包装による鮮度保持についても解説します
 ・人工知能等を用いた機械学習での定量化について紹介します

 

日時

【Live配信】2024年10月16日(水) 13:10-17:10
【アーカイブ視聴】講演日以降でも視聴可能です

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナー趣旨

    包装資材には様々な種類があり、日々新商品の開発が進められているが、開発段階では資材の効果を確認するための試験が必要となる。青果物用の包装資材には防曇性や通気性等、特有の性能が要求されると同時に、内容物の鮮度・品質保持効果を適切に評価する必要がある。その際、内容物である青果物は商品として流通している段階でもなお生命活動を継続している植物体であるという認識の下、客観的データに基づき鮮度・品質を定量化する必要がある。

    本講演では、包装による青果物の鮮度保持・品質向上技術ついて、科学的根拠に基づいて解説するとともに、包装資材開発において有用な鮮度・品質の定量化法についてスタンダードな手法から、人工知能等を用いた最新技術まで網羅的に紹介する。

    習得できる知識

    植物生理学に基づく青果物の収穫後生理現象と鮮度・品質変化に及ぼす影響の理解
    客観的アプローチを通じた青果物鮮度・品質可視化法
    人工知能等を用いたデータの取扱いと青果物の鮮度・品質定量化手法

    セミナープログラム

    1. 青果物の収穫後生理が鮮度・品質に及ぼす影響
     1-1. 鮮度低下の機作
     1-2. 呼吸
     1-3. 蒸散
     1-4. クライマクテリックライズ・追熟

    2.青果物の鮮度・品質保持を目的とした包装技法
     2-1. 包装の鮮度保持効果
     2-2. 萎れ抑制包装
     2-3. ハンカチ包装
     2-4. エチレン除去・無効化
     2-5. 緩衝包装

    3. Modified Atmosphere Packaging (MAP)
     3-1. 原理
     3-2. 実用的包装技法
     3-3. 鮮度・品質保持効果
     3-4. 品質向上技術
     3-5. メタボロミクスの応用

    4.青果物の鮮度・品質保持効果測定技術
     4-1. 包装資材開発における鮮度・品質定量化の重要性
     4-2. 水分・目減り(質量保持率)
     4-3. 外観色
     4-4. 果肉硬度
     4-5. 糖・酸度
     4-6. ビタミンC(アスコルビン酸)
     4-7. その他の評価法

    5. 機械学習による青果物の鮮度定量化
     5-1. 機械学習とは

      5-1-1. 重回帰分析
      5-1-2. 主成分分析
      5-1-3. 部分(偏)最小二乗回帰分析
      5-1-4. 判別分析
      5-1-5. ニューラルネットワーク
      5-1-6. ディープラーニング(狭義の人工知能)
     5-2. 機械学習による鮮度・品質の定量化事例
      5-2-1. イチゴの鮮度定量化
      5-2-2. ブロッコリーの鮮度定量化
      5-2-3. キウイフルーツの熟度定量化

    6. まとめ

    【質疑応答】


    ※当日以外のアーカイブ視聴をご希望の方は、お申込みの際、アーカイブ視聴をご選択ください

    セミナー講師

    香川短期大学  生活文化学科/教授  牧野 義雄 氏
    略歴
    昭和61年3月:香川大学農学部卒業
    昭和61年4月:香川県庁に入庁、農業試験場、食品試験場、発酵食品試験場、商工労働部、 産業技術センターにて勤務
    平成9年7月:京都大学にて博士(農学)の学位取得
    平成16年7月:東京大学 大学院農学生命科学研究科 講師
    平成19年7月:同 准教授
    令和元年11月:華南理工大学 現代食品工程研究中心 客員教授(併任)
    令和3年4月:香川短期大学 生活文化学科 教授
    現在に至る。

    著書・論文
    青果物の鮮度・栄養・品質保持技術としての各種フィルム・包装での最適設計(AndTech)
    農産食品プロセス工学(文永堂出版)
    青果物の鮮度評価・保持技術-収穫後の生理・化学的特性から輸出事例まで-(NTS)
    包装学基礎講座「(13)食品包装技法の科学」(日本包装学会)
    食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応 (技術情報協会)
    ほか多数。

    学会賞など
    平成13年6月:日本包装学会賞
    平成21年5月:日本冷凍空調学会学術賞
    平成25年9月:日本生物環境工学会論文賞
    平成30年5月:日本農業工学会フェロー
    令和元年9月:日本生物環境工学会学術賞
    ほか多数

    セミナー受講料

    ●1名様  :45,100円(税込、資料作成費用を含む)
    ●2名様以上:16,500円(お一人につき)
     ※受講料の振り込みは、開催翌月の月末までで問題ありません


     

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:10

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    食品包装   食品技術一般   機械学習・ディープラーニング

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:10

    受講料

    45,100円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    食品包装   食品技術一般   機械学習・ディープラーニング

    関連記事

    もっと見る