多様化するLNG市場の需給動向と今後のビジネス戦略

33,000 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 事業戦略   環境負荷抑制技術   省エネルギー
開催エリア 東京都
開催場所 【港区】港区立商工会館
交通 【JR・モノレール】浜松町駅 【地下鉄】大門駅 【ゆりかもめ】竹芝駅

激動する国際LNG市場の現状と見通しを
包括的に解説します

セミナー講師

大阪ガス株式会社 資源海外事業部 エクゼクティブ リサーチャー 宮本 彰(みやもと あきら)氏
略歴
1979年 京都大学資源工学科卒業 大阪ガス(株)入社 
1988~1933年 日本エネルギー経済研究所 出向
1995~1998年 英王立国際問題研究所 出向
その後、企画部などで国際エネルギーの調査・分析を担当、現在に至る

セミナー受講料

1名につき 33,000円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

セミナー趣旨

2019年に入りアジア地域のLNG SPOT価格は4-5ドル/mmbtuと低迷する一方、需給面では欧州の輸入量が対前年80%を超える急増となり、国際LNG市場は大きな変化に晒されています。当セミナーでは、激動する国際LNG市場の現状と見通しを包括的に解説します。具体的には、まず今後の需要面において鍵を握るアジア主要輸入国それぞれの論点や欧州市場の役割等に焦点を当て、一方、供給面では急速に拡大する供給力の動向とその背景を探り、当面の供給過剰とその可能性を考察します。また、後半では大手LNG供給事業者の新たなLNGビジネス戦略の動向を概観し、それらのLNGビジネスへの影響等を市場構造の変化や価格見通しを踏まえ考察します。

セミナープログラム

1.世界のLNG需給見通しの解説
 (1)2019年に入り激変したLNG輸出入動向
 (2)今後のアジアの需要をどうみるか?
  ・中国:大気汚染対策の天然ガス/LNG需要への影響を中心に短中期的視点から考察
  ・日本、韓国、台湾:原子力を中心としたエネルギー政策動向と最近のエネルギー市場動向に焦点
  ・インド:LNG受入基地プロジェクト動向(トラブル続きの新規受入基地)や価格問題等に焦点
  ・バングラデッシュ、パキスタン:価格問題(安すぎる国内天然ガス価格)からLNG輸入への影響を考察
 (3)欧州のLNG需要動向と国際LNG市場での役割
  ・急増したLNG輸入量とその背景
  ・今後予想される供給過剰下で欧州天然ガス市場の果たす役割
  ・欧州PNG需給の国際LNG市場への影響
  ・減少する域内生産、地政学的影響の強まるロシアPNG供給
 (4)世界のLNG需給見通しのポイント
  ・急速に拡大する液化プロジェクト動向とその背景
  ・いつまで続く?供給過剰

2.今後のLNGビジネスを取り巻く環境変化とビジネス動向の解説
 (1)大手LNG供給事業者の新たなLNGビジネス戦略とその背景
   PFプレーヤー、トレーダー、カタール、ロシア、USLNG等に焦点を当て
   ビジネス戦略の変化を探る。
 (2)国際市場の流動性の高まりとLNG取引への影響をどうみるか?
 (3)低迷するLNG価格動向と今後の見通し
 (4)以上を踏まえた予想される今後のビジネス機会とリスク

3.質疑応答/名刺交換