《元PMDA査察官の立場から見た》製造方法(原薬・製剤)・分析方法の申請における一変申請・軽微変更届の判断基準~製造所で製造販売承認書との齟齬が見つかった場合の対応法等~

一部変更か軽微変更か、どのような基準で判断すればいいのか? 製
造販売承認書と実際の現場での齟齬を出さないためには。万が一齟齬が見つかった場合の対応方法とは? 

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    セミナー趣旨

      本テーマの一変と軽微変更届に関する事項は大きく2つに分けられます。
      1番目はPMDAに申請する製造販売承認申請書のうち、製造(原薬、製剤)方法と分析方法の記載内容及びマスターファイル(MF)であります。製造販売承認申請書とMFの記載は商業ベースで医薬品を製造する中で重要な要素であり、製造・分析方法の記載内容が一部変更か軽微変更届かを判断することは企業とって大きな課題であります。
      一変、軽微変更届のどちらに該当するかの判断の範囲をPMDAに相談することが可となっていますが、その対応方法について触れることにします。
      2番目は当局(PMDA医薬品品質管理部、都道府県薬務課等)から立入検査(無通告査察/定期的GMP適合性実地調査)で国内及び海外製造所サイト(特に国内)の製造・試験手順(SOP)と製造販売承認書とに齟齬が見つかり、製造業務の停止等のペナルティーを課せられるケースが後を絶ちません。かようなケースを生じさせない、また生じた場合の対応について言及します。
      本講座では、一変又は軽微変更届の判断基準と齟齬の対処方法及び製造所での変更管理の仕組みと変更管理の事例をいくつか挙げて、私見を交えて解説することとします。 さらにPMDAの動向についても説明することにします。

    習得できる知識

    1.一変と軽微変更との狭間の内容を理解できる。
    2.製造販売承認申請書のPMDAへの申請に関する対応方法を把握できる。
    3.製造所で齟齬が発生しない品質保証体制の再構築を図る方法を把握できる。
    4.製造所で齟齬が認められた場合の対応方法を把握できる

    セミナープログラム

    1.本講座の狙い
    2.一変と軽微変更の定義
    3.医薬品承認販売申請とGMP適合性申請について
    4.GMPの規制要件とガイドラインの説明
    5.変更に関するGMP省令等とガイドライン
    6.GMP適合性調査申請書について
    7.製造販売承認申請書及びMFについて
    8.マスターファイル(MF/原薬等登録原簿登録申請書)について
    9.承認申請書の記載要領について
    10.医薬品等の製造販売承認申請書について
    11.変更のクラス分けと考え方とは?
    12.一変申請・軽微変更届出の取扱いと判断基準等(私見含む)は?
    13.PMDA審査部に対する対処方法は?
    14.一変承認の申請から承認までの期間
    15.MF登録事項変更時の留意事項(PMDA ジェネリック医薬品等審査部)は?
    16.PMDA 審査部の事例紹介
    17.製造所の変更管理のポイントは?
    18.変更管理の実地(書面)調査時の留意点は?
    19.製造販売業者(GQP)の責任範囲は?
    20.製造販売承認書と記録書(製造・試験)とのの齟齬について
    21.製造所で製造販売承認書との齟齬が見つかった場合の対処法は?
    22.PMDA 審査部の見解は?
    23.不正製造の実態と無通告査察(当局:主に都道府県薬務課担当)についての現況 
    24.改正GMP省令の概要(2021年8月1日施行)とその重要点は?
    25.PMDAへのGMP調査に関する相談及び医薬品品質管理部の動向
    <質疑応答>
    できるだけ多くの時間を取ることにします。


    ■講演中のキーワード
    ・齟齬・乖離
    ・品質保証体制の再構築
    ・経営上層部による責任

    セミナー講師

     SANSHO(株)サイエンスアドバイザー/元PMDA GMPエキスパート(査察官)   宮木 晃 氏

    ■ご経歴
    アステラス製薬(株)、ノバルティスファーマ(株)、キリンビール(株)医薬開発研究所/高崎医薬工場、
    独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)、
    上武大学看護学部専任講師、高崎健康福祉大学 TRセンター長(代表理事)(~2016.7)
    ■本テーマに関する業界団体ご活動
    製剤機械技術学会 監事(2011.10~2017.6)
    ■ご専門分野・ご研究
    ・国内・海外製造所の医薬品GMPの調査・査察業務
    ・再生医療等製品の研究開発及びGCTP省令に基づく施設の建設・監査等の業務
    ・製剤処方設計の研究(主に固形製剤、注射剤)
    ・製造販売承認申請のCMC業務
    ・医薬品製造所の医薬品・生物由来製品の品質保証業務(製造管理者業務)
    ・治験薬の製造管理・品質管理業務
    ・医薬品元素不純物(ICH Q3D)の分析に係わるPMDA等への対応業務

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
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    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    13:00

    受講料

    41,800円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器・化粧品等規制

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

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    41,800円(税込)/人

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    医薬品技術   医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS)   医薬品・医療機器・化粧品等規制

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