ナノインプリントが基礎から学べる半日速習セミナー!半導体、AR/MRグラス等への応用状況、量産化について概説します。
セミナー趣旨
ナノインプリント技術は、ナノオーダーの金型転写技術であり、簡単な原理でナノパターンが得られる利点がある。そのため高付加価値の製品をリーゾナブルな価格で作製することができる。本講義では、ナノインプリント技術の基礎から製品化例を紹介し、出口となりうる表面構造やそれに向けての材料やナノインプリントによる作り方を紹介する。また、近年活発化しているバイオミメティクス、半導体応用、およびAR/MRグラス等の状況も概説する。
受講対象・レベル
材料メーカー、光学メーカー、デバイスメーカーの研究、開発担当者
習得できる知識
・ナノインプリントの基礎がわかる
・ナノインプリントの応用例がわかる
・ナノインプリントを生かした製品応用のヒントが得られる
・ナノインプリントの注意点がわかる
・ナノインプリントを使用すべきケースがわかる
セミナープログラム
1.ナノインプリントの基礎
1) ナノインプリントの歴史
2) ナノインプリントの要素技術
3) ナノインプリントの各種方式
-ローラーナノインプリント
-リバーサルナノインプリント
-ソフトリソグラフィ(マイクロコンタクトプリント)
-ソフトリソグラフィの応用技術
4) ナノインプリントの位置づけ
-ナノインプリントと似た技術
-印刷技術との比較
-特許から見たナノインプリント
ー転写の問題点
ー類似技術との比較
2.ナノインプリント応用技術
1) ナノトランスファープロセス
2) 金属パターン転写
3) レプリカモールド
4) ロールナノインプリント
3.バイオミメティクスと反射防止構造
1) バイオミメティクスとは
2) 反射防止構造(モスアイ構造)
3) モスアイ構造の作製方法
4) モスアイ構造の転写方法
5) モスアイ構造の応用例
4.将来展望
1) 半導体
ーナノインプリントリソグラフィの現時点での性能
2) AR/MR グラス
ーAR用UVナノインプリント樹脂の開発動向
5.まとめ
1) 出口の作り方
2) 量産における注意点
※途中、小休憩を挟みます。
セミナー講師
東京理科大学 先進工学部 電子システム工学科 教授 博士(工学) 谷口 淳 氏
■ご略歴
1999年3月東京理科大学基礎工学研究科電子応用工学専攻博士後期課程修了。博士(工学)。
1999年4月東京理科大学基礎工学部電子応用工学科助手着任、2003年 同所属 講師、2009年准教授を経て、2015年教授。
2021年学部学科名称変更により、先進工学部電子システム工学科 教授。
ナノインプリントや微細加工について研究、開発してきた。
ナノインプリントに関して金型の作製方法、転写材料、転写方法、評価方法などすべてのプロセスを扱っている。
■ご専門
ナノインプリント技術/電子ビーム露光/ナノ加工
■本テーマ関連学協会でのご活動
応用物理学会 ナノインプリント技術研究会 運営委員長
セミナー受講料
1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 感染拡大防止対策にご協力下さい。
- セミナー会場での現金支払いを休止しております。
- 新型コロナウイルスの感染防止の一環として当面の間、昼食の提供サービスは中止させて頂きます。
- 配布資料は、当日セミナー会場でのお渡しとなります。
- 希望者は講師との名刺交換が可能です。
- 録音・録画行為は固くお断り致します。
- 講義中の携帯電話の使用はご遠慮下さい。
- 講義中のパソコン使用は、講義の支障や他の方の迷惑となる場合がありますので、極力お控え下さい。
場合により、使用をお断りすることがございますので、予めご了承下さい。(*PC実習講座を除きます。)
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 ナノマイクロシステム 半導体技術
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
12:30 ~
受講料
41,800円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、コンビニ払い
開催場所
東京都
【品川区】きゅりあん
【JR・東急・りんかい線】大井町駅
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 ナノマイクロシステム 半導体技術関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
ポアソン比とはどういう意味?求め方やヤング率との関係、活用例を解説
機械装置や構造物などの設計で、構造計算や材料の強度計算をする際に登場する数値のひとつに「ポアソン比」があります。よく使う数値で言葉には馴染みがあり、意... -
「フックの法則」とは?ばね定数の求め方や基礎知識を簡単に解説
ばねは主要な機械要素のひとつで、さまざまな装置や構造物に広く使われています。このばねの性質を示す法則が「フックの法則」です。ばねの性質とフックの法則に... -
-
ひずみとは?単位や応力との関係、計算式についてわかりやすく解説
「ひずみが生じる」という言葉は日常生活でも、社会や組織、制度などにさまざまな支障が起きることを指して使われますが、工学的には明確な定義...