自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 自動車技術 省エネルギー 地球温暖化対策技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★自動車の駆動源変遷と熱マネジメントおよび関連する材料についても解説!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。セミナー修了後、受講者のみご覧いただける1週間限定のアーカイブ配信をいたします。
セミナー講師
元カルソニックカンセイ(株) 環境技術開発グループ シニアエキスパートエンジニア原 潤一郎 氏 【略歴】1981年 日産自動車㈱ 空調関係の開発(変動気流による快適性研究、電気自動車用ヒートポンプエアコン、車室内熱流 れの CFD 解析)1995年 カルソニックカンセイ㈱ 空調関係およびエンジン冷却関係の開発(CO2冷媒エアコンの開発、電気自動車用 エアコンの開発、統合熱交換器モジュールの開発、縦渦発生型フィン(VG-FIN)搭載の小型 EGR クーラの開発)、シニアエキスパートエンジニア
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
欧州での環境問題の高まりから、自動車の駆動源が電動化に大きく移行しようとしています。一方、ロシアによるウクライナ侵攻、それにともなうエネルギー問題、そして米国でのトランプ政権復活の可能性などから、電気自動車への移行は、始まったものの、ふたたび頓挫する可能性が出てきています。このため、次世代自動車の駆動源について、広範に捉えるとともに、その熱マネジメント技術について開発することが求められています。 車両電動化は紆余曲折しそうですが、確実に実現に向かっているのは、自動運転です。完全な自動運転は、当分、難しいものの、高速道路などでの自動運転はすでに実現してきています。自動運転化では、その技術よりも、搭乗者のメリットを最大限にすることが重要です。つまり自動運転のあいだを、いかに快適に過ごすかが差別化ポイントです。本セミナーでは、自動運転の快適性向上に関わる熱マネジメント技術についても解説をおこないます。
習得できる知識
・次世代の自動車(電動化車両+自動運転)に必要な熱マネジメント技術・それに必要な要素・材料技術
セミナープログラム
1.電動車用エアコン 1-1 方式と現行空調システムとの比較 1-2 低外気温への対応 1-3 テスラ,BYDのヒートポンプサイクル 1-4 ヒートポンプサイクルの優劣比較 1-5 マルチコントロールバルブ(オクトバルブなど) 1-6 デンソーの水流れ切り換え型ヒートポンプ 1-7 急速充電対応 1-8 廃熱利用の可能性は 1-9 ヒートポンプとその課題 1-10 ハイブリッド車用エアコン 1-11 PHEV(プラグインハイブリッド車)用エアコン2.エアコンシステムの改善 2-1 空調シート 2-2 内部熱交換器 2-3 換気熱回収 2-4 デシカント空調 2-5 CO2冷媒によるエアコン 2-6 空調快適性 2-7 温冷感 2-8 人体温熱快適性からみた最適加熱部位3.駆動用電池の温度管理 3-1 電池の温度管理と寿命 3-2 事前冷却 3-3 温度管理例 3-4 理想的な温度管理方法 3-5 部材と材料 3-6 今後の電池への対応 3-7 全固体電池の場合4.自動運転の熱マネジメント 4-1 自動運転化に伴う課題 4-2 自動運転車における差別化技術と求められる技術・材料5.空調システムの変化による部品,内装材の動向 5-1 ガラス・調光ガラス 5-2 断熱材 5-3 真空断熱材 5-4 フィルムヒーター 5-5 遮熱塗装,事前空調6.今後の自動車用冷却系と熱交換器 6-1 熱交換器の変遷 6-2 モーター,インバーター系 6-3 水冷インタークーラーの目的 6-4 蓄冷エバポレーターの採用と採用廃止 6-5 水冷コンデンサーの目的 6-6 空調系7.電動車の駆動モーターとインバーターの冷却8.新しい冷却方式 8-1 沸騰冷却 8-2 磁気冷凍9.(古典的な)熱マネジメント 9-1 自動車の排熱一覧と課題 9-2 排熱回収/蓄熱システムおよび蓄熱材料 9-3 ケミカルヒートポンプ 9-4 熱電素子 9-5 熱負荷軽減
キーワード:自動車,ハイブリッド,排熱,空調,車載機器,電気自動車,WEBセミナー,オンライン