国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
~見えなかった世界が見える?「放射光」とは~

セミナー趣旨

2024年度の利用開始を目指して、仙台市の東北大学青葉山新キャンパスに次世代放射光施設が建設されています。官民地域パートナーシップという新しい枠組みのもと、科学技術研究ばかりでなく、産業利用促進のための新しい制度も構築され、幅広い分野で利用されることが期待されています。放射光とは?研究内容は?産業利用に役立つ?などについても、わかりやすく紹介します。

セミナープログラム

1.研究とは、ものをよく見て調べること
  (1)見えることで生まれる発明や発見
  (2)ナノの世界を見る、見えなかった世界を見る
  (3)ものを見るための光とその性質


2.放射光とは?
  (1)放射光発生の原理と光の特徴
  (2)放射光を発生、利用するため装置

3.次世代放射光施設とは?
  (1)放射光施設の国内、国際動向
  (2)次世代放射光施設の特徴、目指すもの
  (3)新しい取り組み、官民地域パートナーシップ

4.次世代放射光施設の可視化が加速するイノベーション
  (1)分析ツールとしての革新性
  (2)期待される産業利用例
    ①燃料電池性能の向上
    ②磁性材料の構造解明
    ③排気ガス浄化触媒のダイナミクス
    ④生命科学への応用
    ⑤表面、界面等局所機能の可視化
    ⑥広視野、高分解能のイメージング

5.施設の現状と今後のスケジュール
  (1)施設建設の現状
  (2)施設建設スケジュール
  (3)産業利用に向けたスキーム

6. 関 連 質 疑 応 答
7. 名 刺 交 換 会 

 ■講師及び参加者間での名刺交換会を実施しますので、人脈づくりや新たなビジネス展開にお役立てください。
 ■オンライン受講の場合も、会場受講と変わらぬお取次ぎを致しますのでご安心くださいませ。

セミナー講師

国立研究開発法人 日本原子力研究開発機構
広報部 広報課
広報コーディネーター
鈴木 國弘 氏

<略歴>
【1979年】茨城大学工学部金属工学科卒業
【同  年】日本原子力研究所(現・日本原子力研究開発機構)入所
           核融合実験施設JT-60、大型放射光施設SPring-8、大強度陽子加速器施設J-PARCなど、
           一貫して大型研究施設建設プロジェクトの全体調整、広報などに携わる
【2012年】日本原子力研究開発機構広報部 広報部長等を歴任
【2016年】(一財)高度情報科学技術研究機構神戸センター広報部長 
      スーパーコンピューター「京」の利用者向け広報に携わる
【2017年】量子科学技術研究開発機構経営企画部総括参事 広報課長(兼務)等を歴任
【2019年】次世代放射光施設整備開発センター総括参事

2010年:「地元(茨城県や東海村)と一体となった広報活動」の功績で、 
「日本原子力学会 社会・環境部会長表彰(優秀活動賞)」受賞

2012年;「市民への分かりやすい説明による最先端科学への理解増進」の功績で、
「文部科学大臣表彰 科学技術賞(理解増進部門)」受賞

セミナー受講料

▶︎【アーカイブ配信受講のみ】 1名:33,960 円 (資料代・消費税込)

受講について

  1. セミナー終了3営業日後から4週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。
  2. 収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。
  3. 質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎをさせていただきます。

※視聴URLは、お申し込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時

オンデマンド

受講料

33,960円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

応用物理一般   原子力・放射線技術   分析・環境化学

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応用物理一般   原子力・放射線技術   分析・環境化学

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