サステナブルパッケージ・循環型ポリマー利用に向けたシール技術動向と対策

ヒートシールの材料技術を中心に
超音波シール・高周波シール・誘導加熱シール・インパルスシール・コールドシールも紹介

■ヒートシール技術の基礎から、よくある不良の原因と対策、モノマテリアル仕様におけるヒートシール層考察や再生のための脱インク・脱ヒートシール剤・デラミネーション、水性ヒートシール剤に紙用ヒートシール剤などなど…
■循環型ポリマー利用・サステナブルパッケージに向けた課題と対応策を解説!
■最後にはヒートシール以外の手法にも視野を広げて各種シール技術を紹介します!

 

日時

Live配信】2024年6月14日(金)  13:00~16:30
【アーカイブ(見逃し)配信】視聴期間:6/17~6/21の5日間
  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ

セミナー趣旨

EUはPPWR(包装及び包装廃棄物規則)を議会で採択し、循環型ポリマーの利用促進となる。特にrecycled PE/PPの需要は急増する。日本から欧州市場に包装製品を輸出する場合、シールが不安である。石油100%のPE, PPからrecycled PE/PPを使いこなせるか、どのような工夫が必要か課題と対応策を説明する。
また、水性ヒートシール剤、紙用のヒートシール剤にも言及する。その他HSの基本及び工夫されたHS技術やHS以外のシール方法などを説明する。

受講対象・レベル

包装ビジネスに携わる技術、営業、商品企画の人など

習得できる知識

シール技術について基礎知識の習得、不良対策、HS以外のシール技術が習得できる。

セミナープログラム

はじめに

1.EUのPPWR
2.リサイクル技術とr PE, r PPとは
3.Recycled plasticsを配合の義務化

4.ヒートシールの基本
 4.1 シール条件
 4.2 ヒートシール曲線
 4.3 シール温度/強度の設定

5.ヒートシール材料と充填包装機の留意点
 5.1 フィルム及び extrusion coatのオレフィン系樹脂
 5.2 循環型オレフィン樹脂の扱い
 5.3 溶剤タイプのヒートシール剤
 5.4 二つのシール温度帯を有するヒートシールフィルム
 5.5 易開封のために部分的に弱シールにする方法

6.包装材料の仕様と適正なヒートシール技術の選定
 6.1 包装仕様設計と内面シーラントの設計
 6.2 充填包装機とシール方法
 6.3 ヒートシール軟包装袋及び半剛性容器の試験方法
 6.4 ヒートシール材料と対応の循環型ポリマー利用の考え方

7.紙ベース包材の場合のHS層の工夫
8.医薬品包装におけるHS剤の検討事例
9.循環型パッケージにおける包材のcertified resins/再生再利用樹脂
 (循環型ポリマー)とHS層の考察
 9.1 回収PTPの剥離及び再生の考察
   海外の新しいPTPにおけるHS剤の考察
 9.2 ケミカルリサイクルにおけるPE, PPの考察
 9.3 モノマテリアル仕様におけるHS層の考察
   海外の既存の回収ルート利用の真野マテリアル仕様
   フィルムの場合、紙仕様の場合

10.再生のための脱インク、脱HS剤、デラミネーション対応の考察
11.主なヒートシール不良と対応策の事例
   よくある不良の事例について原因と対応策

12.ヒートシール後の密封性の確認方法
 12.1 簡易方法
 12.2 検査機の使用

13.適正なヒートシールをするために
 13.1 包装材料の保管法
 13.2 充填包装機の留意事項とトラブル事例

14.ヒートシール以外のシール技術
 14.1 超音波シール
 14.2 高周波シール
 14.3 誘導加熱シール
 14.4 インパルスシール
 14.5 コールドシール

まとめ

  □質疑応答□

セミナー講師

住本技術士事務所 所長 技術士(経営工学) 住本 充弘 氏
略歴
1967年 東北大学理学部卒業、同年大日本印刷入社、
2014年 同社を定年退社、以後包装コンサルタントとして国内外で活動
専門
軟包装材料の包装設計・新包装開発、包装の環境問題、産業資材の開発

セミナー受講料

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49,500円(税込)/人

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全国

主催者

キーワード

食品包装   高分子・樹脂材料   汚染物質排出抑制技術

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